速読術についていけるか？

ＴＳＵＴＡＹＡ等でコミックレンタルをしている。

自分としてはネットカフェとか漫画喫茶で読んだほうがお得なのになんで？と思っておりました。

すると、ある人から、読むのが遅い人はレンタルのほうが安くつくよ、と言われて、なるほどなと感心したものです。

確かに自分は字を読むのが早い方で、学生時代のテストで、国語の長文読解なんてのはワケなくこなしました。

新聞をななめ読みして要点をまとめたり、教授のが執筆した難解なテキストの結論を導き出すのも得意でした。

ところが近年、加齢のせいなのか精神疾患のせいなのか、みるみるうちに読書力が落ちてきた。

先日のＷＥＢテストでも、こんなに文章が頭に入ってこないものかと、テストの出来も含めてそーとー落ち込んだ。

新聞を読むのもかなり必死だし、以前読んだことがある本を暇つぶしに捲ってみても辛いだけ。

こうなってくると、本屋で見かけたり、新聞の広告で見る「速読術」に興味が湧いてくる。

以前、地元の図書館に、漫画家のすがやみつるの著書で、「ゲームセンターあらしの速読術」的な本があった。

この本は、速読術を身につけると、イジメから解放されたり、柔道の試合に勝ったリと多角的に効果がある凄い速読術だった。

漫画の導入部分はとっつき易いのだけれど、本編の速読理論や訓練方法はかなり難しいもので、いきなり突き放された感じ。

しかしながら、今速読が必要になったので、かなり久方ぶりに図書館を訪れたら、当該の本は蔵書から消えてしまっていた。

仕方ないので、書店であれこれみてみるもやはり理論や訓練方法は、どれも難しい。

この訓練についていけるのなら、すでに速読が出来ているんじゃないか？とも思う。

とかがたがた言う前に、きちんとやってみることが大切なんですよ。