おかずは紅しょうが

暑くて食欲がないのと、お金がないのとで、最近は紅しょうがをおかずにしている。

紅しょうがって不思議な食べ物。普通はご飯のおかずにしないと思う。よほどの貧困層しかやらない。

母親が子供の頃、近くに貧しい子がいて、その子の弁当がいつも麦飯と紅しょうがだった、って話を紅しょうがを見るたびに言うので

うんざりした記憶がある。人の弁当を見てどうこう言う方がよっぽど貧しいと思うけれど。

そんな貧困層のミカタ紅しょうが。元々は梅干を漬けた後の汁にしょうがをぶち込んだものらしい。なので、紫蘇の色でしょうがは赤色なんですね。

それはいいとして、いつどこから紫蘇色がぶっ飛んじゃって、見事な合成着色料が定番になったのでしょう？

まあ、真っ赤赤な方がなんか食欲が出るような感じもしますしね。天然色なら何でもいいと言うことではないと思うの。

で、しょうがを甘酢漬けにしたのが「ガリ」。寿司関係でたべるやつ。っていうか寿司以外で食べない。

クックパッド等で検索したら「ガリチャーハン」ってのが出てきたけど、うけ狙いとしか思えません。タレントレシピなので。

うちの近所のスーパーマーケットの寿司コーナーはふっとっぱらで、小袋タイプの醤油とガリは取り放題になっている。

これをもらってきて「ガリ醤油飯」にしたことがあるけど、うまいものではなかった。止めたほうがよろしいです。

そう言えば、紅しょうがにしろ、ガリにしろ無料サービス的に提供されていますね。料金入っているのでしょうけれど。

高級寿司店では高級ガリが登場するのでしょうけれど、紅しょうがはどうなるか？

あ、件の紫蘇色の紅しょうがを使うのか？見てみたい。

さて、今晩も紅しょうがご飯を食べます。