就職は誰も助けてくれない

今日の職業訓練。

午前中は接客の基礎知識。と言っても「国際儀礼」とかでやたらスケールがでかい。

イスラム教の信者にはどういう接し方をすればよいか？とか

国旗を掲げる時のマナーとか、グローバル過ぎて実感がわかない。

午後はOA機器の実習。いつもと違う端末なので大いに慌てる。


そんな中、訓練校の帰りに市が運営している「障害者就労支援センター」に立ち寄る。

就労移行支援事業所探しの際は大変お世話になったところ。

なので今回の就職活動もいろいろ支援してもらおう…っていう算段。

よしんば面接に同伴していただき手助けしてもらいたい…

そんな気分で暖簾をくぐった。


しかしながら、先方は「一度就活やってんだから自分でやれよ」的な対応をされる。

前回は障害認定を受けた後未就労だったので手厚く施しを受けた…とのこと。

想定外の門前払い。



もはや私の就職は誰も助けてくれなくなった。まあ、当たり前か…

ひとりもがき苦しむ日々が始まるのでありました。

前略、道の上で迷う

今日の職業訓練。

午前中はOA機器の実習。午後は休講。


そんな中、近々「食品衛生責任者養成講習会」に出席せよ…校からのお達し。

会場は訓練校ではなく別の場所。地図を渡される。最寄駅から徒歩15分という絶妙なアクセス。

しかも地図で見る限りかなりわかりにくい場所。他にいくらでも場所はあるだろうに何でここなんだ？

地図を読めない私はこんな場所間違いなく迷う自信がある。

なので休講を活かし会場の下見をする。


最寄り駅は何もない駅。腹が減っていたので何か食べていこうと思っていたけど

立ち食いそば屋すらない。そうこうしているうちに小雨まで降って来た。

歩いて下見をするつもりだったけど、面倒くさいからバスで行くことにする…

つもりだったけど丁度いい感じでバスが無い。45分は待たねばならない。

待つのもかったるいので徒歩移動を決定。太川陽介の気持ちを察することが出来た。



5分程歩いただろうか。既に間違った道を歩んでいることに気が付く。気が付いて良かった。

真反対へ歩いていた。やっぱり下見して良かった。当日だったら大騒ぎ。

私の人生も真反対に歩んでいるような気がするけど、もう手遅れなので放置。



何とか目的地に到着。そのまま踵を返し駅へと向かう。道中飲食店は無い。

空腹のままよろよろと電車に乗車。飯を喰いに行くかと思いきや

そのまま地元ハローワークへ。合同面接会の申込手続きをするため。

珍しく行動的な私なのでありました。

俺の弁当を見るな！

今日の職業訓練。

午前中はカクテル作りの実習。カクテルがこんなに楽しいものとは知らなんだ。

講師のパーソナリティが良い事も相まって、ずっとこんな日が続けばと思うほど。

バーテンダーに憧れてしまった。

午後は英会話。普通に座学。



そんな中、再び私の弁当にクラスメイト達が興味を持つ。



私はランチ中、お行儀が悪い事とは知っているけど、ずっとスマホを眺めている。

だから周りの人たちが何を喰っているのか知らないし興味もない。

しかしながら、周りの人たちは違う。未だに私の弁当に興味津々らしい。

「今日も弁当？」「自分で作るの？」「いつ作るの？」…

これらの質問に今まで何回答えたことだろう？同じやつが同じ質問をしてくる時もある。



「昨日いなり寿司を持ってきてたけど、あれも自分で作ったの？」

「昼に米飯抜いてもダイエットにはならないよ」

「ブロッコリー好きなの？毎日入れてるけど？」…メニューもじろじろ観察されているらしい。

正直、ほっとけよ！と思うけど、全く存在感の無い生活よりはいいか…と納得している。



こんな手作り弁当ではなく、せめてランチぐらいは好きなものを好きなだけ喰えるようになりたい。

…それも難しいかなあ。こんな底辺野郎には…

やる気はあるか？無い

今日の職業訓練。

午前中は洋食の配膳実習。今回から英語で会話をするという無茶振り。

午後は日本料理のお作法。講師が本気で厳しい授業となりました。


そんな中、今日はお掃除当番。私の担当は厨房。相棒は女性で部屋に2人きり。

するとこの女性「もうやる気がしない…」愚痴を言い出した。

私はこの女性の積極的な行動力に一目置いていたので、意外な発言だった。

「この訓練を受けて希望の仕事先が見つかると思います？」

彼女はいつになく真顔で私に問うてきた。

私は彼女と違ってできないことだらけ。できないから訓練校に通っている。


その旨を伝えるとやや笑顔が戻り「またまたまた…」と茶化した。

結構疑問を抱えて通校してる方々がいるもんだ…改めて実感。


「ねえ、お酒飲めないんでしょ？どうやってストレス解消するの？」

唐突な質問を彼女は私にぶつけて来た。

別に酒を飲まなくてもストレスのはけ口はあるのだけれど、酒豪さん達は全く理解できないらしい。

「あ、別に飲めないわけじゃなくて、缶ビール1本くらいなら大丈夫」

いろいろ説明するの面倒くさいから、とりあえず飲みますよ…とアピールした。

「ふ～ん」わかったようなわからないような表情をする彼女。

とはいえ、この後飲みに行こう！なんて流れになっても困るので

さっさと掃除を切り上げる私なのでした。

昼寝というか気絶

職業訓練の実技は低レベルな私なので、せめて座学ぐらいは何とかしたい。

今日も机周辺を片付け、いつでも学習できる準備はしたのだけれど、してない。

いつの間にか眠っている。

うとうと…なんてものではなく、ばたんきゅーの更に上、「気絶」に近い。

眠ってしまうまでのプロセスを全く記憶していない。

板の間だろうが椅子だろうが、お構いなし。気が付けば夢の中。



やっぱり疲れているのかな？

健常者のクラスメイトがひいひい言ってるのだから、精神疾患のならなおさらのこと。

これはもう今の訓練無視して、特例子会社への就職へシフトした方がいいかも。



主治医に現状を相談すると「置かれた場所で咲きなさい」的なアドバイスをされる。

焦りは禁物なのかもしれない。

そんな、情緒不安定な日曜の夜。