駅前の割引券配り

自分の利用する駅の前でコンタクトレンズの割引券を配っている。しかも毎日。

自分もビラ配りは体験したことがあるので、始めのうちは情けとして受け取っていたけど、

さすがに毎日ともなると、だんだん受け取らなくなる。見る限り誰も受け取らない。

配っている人もあきらめているのか、渡す気などなく手に持ってぶらぶらさせているだけ。

「コンタクトレンズの割引券で～す」と声だけだして、やってますよ感を出している。

うちみたいな郊外の駅なんてだいたい同じ時間に同じ人が乗っていて、人の流動性はあまりない。

そんな中でコンタクトレンズの新規客を見つけるというのは至難の業はないかと思う。

でもやめないってことは何らかのレスポンスあるんだろうか？実に不思議です。

そして、中年になったな、って思うのが、美容院の割引券がもらえなくなったこと。

これも駅前で、美形の男子＆女子あるいは個性的な男子＆女子が配布している。

若い頃はどんな身なりをしていようともらえたものですけれど、

今はそれなりに自分では決めているつもりでも、全くをもってスルーされてしまいます。寂しい限りです。

あと時々やってくるのが「乗馬」の割引券。安く馬に乗れるというお得な話だけれど

コンタクトレンズより新規客を見つける確率低いのではないかと思いまして。

以前はポニーだかなんだか小型の本物の馬を引き連れてきて、ちびっこ大集合だったんだけど

いくら何でも苦情が出たのか最近は人間しか来ない。

駅前に馬がいる、という光景は、何か異様で面白かったのに。