信州・栄村の震災から5年

昨日は東日本大震災から5年の日でした。

報道ではなかなか取り上げられる事がないのですが、信州・栄村は東日本大震災（3/11）の翌日3/12に「震度６強（M6.7）」の地震に遭い、村内はかなりの被害ががありました。

『長野県北部地震』と呼ばれています。

栄村は祖母の出身地であり、私にとっても1/4は栄村ですから、他人事ではありません。

高齢化が進む村ですが、小さな村であるからこそ、地元の『人と人との結びつき』が力となって乗り越えてきた事もあると思います。

毎年春には足を運んでいますが、元気を貰ってきています。

東日本大震災のメディアの取り上げ方について、昨日某番組に対して北関東の方が「東北3県ばかりが被災地ではありません」との投稿をされていました。
東北が「津波」という他にない災害に遭われ、大きな傷を負い、今も大変な状況にある事は分かりますし、それに対する報道も理解は出来ます。

しかし、東北3県以外にも被災地があり、それぞれに「被害を受け、今も被災による問題と闘っている」事を知っておく必要があると思います。

栄村も同じです。

被災者の方々は、私のように被災していない者には理解しきれない大変な思いをされ、今も闘っていて、もしかしたらこれからも闘っていかなくてはならないのでしょう。

こうした災害を知ることで、震災そのものに対する『備え』の必要性をあらためて感じる日ですね。