今日は午前中に耳鼻科に行きました。
生理中でおなかが痛いのにお昼はがっつり食べてしまいました。
給料が出たのでいろいろ買い物をしました。
マーサ21の丸善で「トットひとり」を買いました。
明日で最終回を迎える「トットてれび」の原作(エピソードの中には「トットチャンネル」の話もある)です。
ネタバレになるので詳しい内容は言えませんが、冒頭は「ザベストテン」の裏話です。
高視聴率なのに社長賞が出なかった背景に制作費用が多額で、常に赤字だったというのがあったそうです。
お亡くなりになった山田氏は久米宏さんの後輩で、元はアナウンサーとしてTBSに入局したんだけど、後で制作になったそうです。
今思うと昔のTV局はある意味自由な空気があったのかもしれません。
久米さんがベストテンの司会を降板する背景に「Nステ」のキャスター就任でテレ朝との約束で正式発表するまでそれを言うことさえできなかったという大人の事情で山田氏と溝ができてしまったのが久米さんにとって心残りだったといいます。
黒柳さんに「息子」と呼ばれている桑田佳祐さんも山田氏が亡くなった当時35周年ライブ(胸熱ツアー)の関連で忙しく、通夜しか顔を出すことができなかったといいます。
ベストテンのほかの話はドラマにも描かれている故向田邦子さん、故渥美清さん、明日の最終回に登場する故森繁久彌さんなどです。
森繁さんはかなり困ったちゃんで、スケベなおじさんで「徹子の部屋」の第1回では黒柳さんの胸を触ってしまったというハプニングもありました。
考えさせられたのは「ある喜劇女優の死」にかかれていた管原夏子さんという女優さんの話で、彼女は子供のころから母親に否定されて育ち(簡単に言えば毒親)、お金もありませんでした。しかし、彼女は母親のようなわがままな人間にならないようにと心がけたそうです。彼女を否定した母親も別れた夫に対する不満でわがままになってしまったといいます。
飯島愛さんの自伝にも描かれているように芸能界は機能不全家族に育った人が多く、「しくじり先生」のかつみさゆり夫妻の回でも言っていたように「自分を捨てた父親に対する憎しみで成り上がろうとしていた」という人もいます。
黒柳さんは理解のある両親や芸能界での仲間がいたからここまでこれたと思います。それは黒柳さんの努力もあります。
「窓際のトットちゃん」が出たときは校内暴力が大きな社会問題になっていました。いまは6人に一人の子供が貧困という問題があります。
子供が苦しむ世の中がないように切実に願います。
明日の「トットてれび」はベストテンも復活するので楽しみです。
最後に一言・今日のMステの話は明日になります。