きっといつの日か

今日は無重力だね
抗うことなど無用
手応えのない毎日
ふとため息も出るね
空っぽな夢遊人達よ
彷徨い続けて夢心地

昨日が無為な一日
今日も同様に続く
明日は諦めるかな

無抵抗な自分自身に
時には嫌気も差すさ
誰にも限界はあるさ
何が本当か解らずに
自由が枯渇する始末
だからまだ未熟モノ
世間を知らないんだ
終わりなんて簡単に
宣言しないでほしい
闇はまだ続いていく
もし、これが最後でも
他人事で済ますけれど
何か虚しすぎるんだよ
こんな呆気ない結末が

誰にでも未練がある
君の人生の掟は何？
僕は最後まで生きる
力を分け合いたいね

君が振り向いたあの日
僕はまだ人として無力
人類の針路決定なんて
常に他人任せにしてた
自分の運命で精一杯さ
仕方がないね、それは
君と人生を共有しても
二人の幸せは見えない
誰も彼も物憂げな表情
永遠を受け止めるのさ

day by day...

所詮は単なる絵空事

今すべて終わり
リアルな時よサラバ
理想の現実は置き去り
そして
未来は決して明るいとは限らない
ささやかな幸せを願おう

僕の将来なんてただの夢物語
計算高くない凡人の脳はまだ生煮えの状態
スパイスを効かしてリアリティを増すけど
今のところあまりにも現実味がないね

僕だって多少は考えている
あと10年、20年の先を
今日にもくたばって
消えてしまうかもしれないけど

友は言う
もっと未来を夢見ようと
ごめんな、夢人よ
僕には過去と今この瞬間しか見えない
バカ正直なのかなぁ
堅物すぎるのかなぁ
未来なんて所詮、絵空事にしか思えないんだ

会いたくて仕方なかった
ギリギリの赤く細い糸が
僕らを不連続な形で引き合わせた
切っても切れないこの二人の縁
もうこれ以上を望むと確実に罰が当たる

列車がゴトゴトやって来た
僕を現実に引き戻すために
外界に曝される覚悟をしなければ
今この瞬間のちょっと先を灯さなきゃ
オチオチ歩いてもいけないね

周期的な振動が僕の睡魔を誘発し
すべての予定を透かして
僕は深い眠りに堕ちる
奴らの策略どおり

帰ってこれるのか、闘いの舞台へ
それが実は日常だったりする
未来像など語る前にやることだらけ
今日にすべてをツケ回しして
僕は今日と明日の境目を越える
予定どおりに行かないのが人生というもの
予定調和な未来なんてクソ喰らえだね