家族が寝静まった後に
家を抜け出し一人
自転車で君の家に行ったね
開け放つ窓に佇む君と壁を隔ててのLINE
青春ってこういうものだと思ってた
ある夜、僕はいつものように
君の家の壁に寄りかかりLINE
「既読」の二文字が現れない
開かない窓、始まらないトーク
急に僕は臆病になった
お互い違う高校に進学し
傍にいられる時間は限られる
君の心に変化が起きたなら
君の笑顔が歪んでしまったなら
その思いを素直に吐き出してほしい
そんな日々が一週間ほど続き
一日に四十八時間、毎日思い悩んだ僕
学校帰りに校門の傍に立つ制服姿の君
「よう!」
と話しかけた君が待っていたのは誰
ただ意固地になってるだけ
思うよりも思春期な僕達
お互い犯した過ちに
気付くほど大人じゃない
早く元通りになりたい
夜の静寂が二人を包む
誰もいない学校の前
ようやく歩き出した君を
今僕は用心棒のように見守り続ける
君が僕の君であるように
僕が君の僕であるように
いつまでも、いつまでも
祈りはひとつ
家を抜け出し一人
自転車で君の家に行ったね
開け放つ窓に佇む君と壁を隔ててのLINE
青春ってこういうものだと思ってた
ある夜、僕はいつものように
君の家の壁に寄りかかりLINE
「既読」の二文字が現れない
開かない窓、始まらないトーク
急に僕は臆病になった
お互い違う高校に進学し
傍にいられる時間は限られる
君の心に変化が起きたなら
君の笑顔が歪んでしまったなら
その思いを素直に吐き出してほしい
そんな日々が一週間ほど続き
一日に四十八時間、毎日思い悩んだ僕
学校帰りに校門の傍に立つ制服姿の君
「よう!」
と話しかけた君が待っていたのは誰
ただ意固地になってるだけ
思うよりも思春期な僕達
お互い犯した過ちに
気付くほど大人じゃない
早く元通りになりたい
夜の静寂が二人を包む
誰もいない学校の前
ようやく歩き出した君を
今僕は用心棒のように見守り続ける
君が僕の君であるように
僕が君の僕であるように
いつまでも、いつまでも
祈りはひとつ