群唱 2014-10-07 21:07:05 | 詩 朝日のような夕日をつれて 僕は立ち続ける つなぎあうこともなく 流れあうこともなく きらめく恒星のように 立ち続けることは苦しいから 朝日のような夕日をつれて ぼくはひとり ひとりでは耐えられないから ひとりでは何もできないから ひとりであることを認めあうことは たくさんの人と手をつなぐことだから たくさんの人と手をつなぐことは とても悲しいことだから 朝日のような夕日をつれて 冬空の流星のように ぼくは ひとり 出処:「朝日のような夕日をつれて」(鴻上尚史)