巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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今いる場所

2013-09-19 02:19:29 | 
僕らの束の間の宴は

きっと一瞬で終わる


誰もがわかっている

物事には始まりと終わりが

あるっていうことを


ふと立ち返る

懲りもせず また同じような道を

皆と歩んできたなあと


ただ 同じようであって 同じではない

僕らは似て非なる新たな日々を

幾度も共にし 今を生きている


これが僕らの生きる道なんだと

胸を張って言えるまで

何度でも繰り返すのだ


さあ そろそろ見えてきた気がするよ

僕らのいる場所が

そらいろのクレヨン

2013-09-15 16:20:53 | 小説
もうすぐ図書館に返してくるので、この一節のみ備忘録的に。

===
二十歳の時のことを思い出してほしい。いまや典型的な会社人間であるあなたにも一冊の本、一枚のレコード、そして一人の人間に心を震わせた夜があったのではないだろうか。

会社人間などという、なりたくもなかったものになって、せいぜい忙しがって、何かの商品を同僚たちよりも多く売ったとしても、人生の最後にあなたはそれをよい人生だったと言えるだろうか。男は心で年を取り、女は顔で年を取る、と言われている。年齢を重ねれば、誰でも肉体は衰える。それでも、心は灰になるまで瑞々しさを保てるはずだ。

「そらいろのクレヨン」(蓮見圭一)

賞味期限

2013-09-02 21:41:04 | 小説
男は心で年を取り、女は顔で年を取る、と言われている。

年齢を重ねれば、誰でも肉体は衰える。それでも、心は灰になるまで瑞々しさを保てるはずだ。

(「そらいろのクレヨン」(蓮見圭一))

===

俺は女か(笑)。

心は若いよ。当たり前じゃん。

正直トシなんてつい最近まで気にしたことがなかったんです。

身体もそれなりに動くし、白髪が増えたり、髪の毛が減ったりしても、当たり前の変化だと笑い飛ばしてたし。だって生きてんだもん。

でも冷静に自分の生きてきた年数を数え、若い親友の年齢と比較すると、まあ道理でそれなりの言葉が出てくる訳だと。

私が若い親友の年齢の頃はサルでしたからねぇ。創作なんて夢でこそあれ、尖った言葉や表現もあり得ないストーリーも心に浮かぶことなどなかった。

今、幾多の人生経験を経て多少の創作活動らしきことができることになって、そしたら賞味期限切れ?

賞味期限なんてあるんですかね。年齢が邪魔ならまずは目隠しして読んでくれ。

もし、それで心に何か刺さって、プロフ見たら「あちゃー」と思ったら、その旨俺に伝えてくれ。

「賞味期限切れです」って。

笑っちゃうよね~、何もかも。

数字遊びじゃないっつーの。ビジネスですか。なんじゃそりゃ。なんか、これだけでもネタになりそ(笑)。

顰蹙道

2013-09-02 18:58:29 | 小説
買ってますなぁ、顰蹙。

自覚できてないことがバカすぎる。

いいじゃん、いい感じじゃないですか。

ただ尖りが足りんのですよ、尖りが。

もっとね、手が付けられんくらいの顰蹙を買わんとダメなんですよ、きっと。

しばらくは顰蹙道についてじっくり考えます。

顰蹙かぁ......

2013-09-01 18:45:54 | 小説


今日図書館を彷徨っていて、何とはなしに手に取った本

内容も確認せずに借りてきたのですが、偶然にしては必然過ぎる内容。

「顰蹙」ですか。うー、全然買ってないですわ。だからイカンのか。素通りされる訳だ。

金曜日に読書会とやらに誘われているので、第一回顰蹙文学賞受賞者の作品を紹介してきます。

この本を読んだからではないのですが。