これで終わり
すべて終わり
都会の薄汚れた夜空の星を数え上げながら
僕達の他愛ない日常はこんな風に終わってく
僕達は無為に過ごす時の速さに辟易し
再び生を繋ぐ準備に慌てて取り掛かる
僕達を包む空気も、風も空も大地も
幾千年と変わることはないから
安心してこの自然に身を委ねよう
病める人も、健やかなる人も
彼等は残されたあと僅かな時間を
どんな風に生きればいいのだろう
放っておいても過ぎ去っていく時間に
少しでも多くを詰め込もうと彼等は焦る
街のくだらないお祭り騒ぎに
僕は冷笑を浴びせながら
ただひとり、時と時の狭間で
僕が分裂する瞬間を待つ
僕はいつまでもかつての僕ではなくて
もはや僕ではない僕の影を消そうとする
誰もが時に抗い、変化を怖れるときに
僕は敢えて過去の自分を棄て去るのだ
何が正しいかも解らぬこの世界の中で
思い出に縋って生きる自分に別れを告げ
燃え盛る炎に身を投じる覚悟で
今日に、明日に、明後日に挑むのだ
ほらご覧、東の空がうっすらと輝いてきた
何も変わらない新たな一日が今生まれる
変わるべきは自分自身であることを
僕以外の誰もきっと知らない
振り返るな、前だけを見つめよ
これが始まり
すべての始まり
すべて終わり
都会の薄汚れた夜空の星を数え上げながら
僕達の他愛ない日常はこんな風に終わってく
僕達は無為に過ごす時の速さに辟易し
再び生を繋ぐ準備に慌てて取り掛かる
僕達を包む空気も、風も空も大地も
幾千年と変わることはないから
安心してこの自然に身を委ねよう
病める人も、健やかなる人も
彼等は残されたあと僅かな時間を
どんな風に生きればいいのだろう
放っておいても過ぎ去っていく時間に
少しでも多くを詰め込もうと彼等は焦る
街のくだらないお祭り騒ぎに
僕は冷笑を浴びせながら
ただひとり、時と時の狭間で
僕が分裂する瞬間を待つ
僕はいつまでもかつての僕ではなくて
もはや僕ではない僕の影を消そうとする
誰もが時に抗い、変化を怖れるときに
僕は敢えて過去の自分を棄て去るのだ
何が正しいかも解らぬこの世界の中で
思い出に縋って生きる自分に別れを告げ
燃え盛る炎に身を投じる覚悟で
今日に、明日に、明後日に挑むのだ
ほらご覧、東の空がうっすらと輝いてきた
何も変わらない新たな一日が今生まれる
変わるべきは自分自身であることを
僕以外の誰もきっと知らない
振り返るな、前だけを見つめよ
これが始まり
すべての始まり