巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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プロローグ

2014-02-27 23:55:52 | 小説
できれば綴りたくなかった

できればこのまま波が退いて行くかのように消え失せてほしかった

できれば僕の記憶という日記帳を不要なページだけ引きちぎってしまいたかった

でもそれは叶わなかった

手が震える

脚がすくむ

声が震える

視線が宙を彷徨う

意味もなく、訳も分からず、ただ眼に涙が溜まる

頭頂から足先まで全身にうっすらと嫌な汗が滲み出る

僕はすがるような気持ちでポケットの中をまさぐった

錠剤が尽きているのは目で見ずとも手探りで分かり思わず絶句した

僕は、僕はこのままじゃ生きていけない

二十年以上前の些細な出来事が今の僕をこんなにも苦しめるなんて、アイツらも、そして僕自信さえも知る由がなかった

僕は何かにすがるように筆を執る

今まで心の奥底に潜めていた黒く淀んだ澱を綴ることがもし心の救いになるのなら

いや、そんな淡い期待はせずとも何かの捌け口になるのであれば吐き出そう、すべてを

重松信者

2014-02-26 00:37:43 | 日記
なんか無性に書きたくなるまで気長に待っててくださいね。

最近はもっぱら読むほう専門でして。

すっかり重松信者です(笑)。

あ、一応ちょっとした書き物(?)はしてます。週1回。。。



追記:例えば、こんなの。ぐっと来ますよね~......

夜空に光っているものは、生きている星だけではない。
すでに息絶えてしまった星も、最後の瞬間に放った光が地球に届くまでは、輝きだけ、夜空に残る。
ひとの命も同じだと思う。
ほんとうに大切に思ってくれているひとが、ちゃんとそのひとのことを覚えていて、懐かしんで、語り合ったり書きのこしたりしているうちは、命は消えないんだと思う。
生きている命と、死んでしまった命が、同じように光って、輝いて、夜空に星座をつくっているんだと思う。

誰が為に

2014-02-15 21:12:05 | 
誰が為に be together

道行く人波と街路樹をかわしながら
独りきり あてどなく夜道を歩く
軽く握った掌に吹き付ける息は白く
道端の残雪の白さが映える

訳もなく笑顔振りまいて
訳もなく勇気振り絞って
訳もなく自分奮い立たせて

平凡な日常を演じる僕

今日という一日を振り返りながら
自分という存在を見つめ返す毎日
自分の為、誰かの為に生きる訳じゃない
何の為に生きるのか、生かされているのか

それなのに......
それなのに......

たとえもし心が折れるときも、心で泣けばいい
笑顔で心の涙を隠せばいいのさ

僕があり、君がいる それがすべてさ
be together any time, anywhere

それだけでいいと 自分に言い聞かせ
君を、僕を守る

ただ、それだけの為に生きていく
二人の心と心を繋いで

自分らしく

2014-02-11 23:41:52 | 日記
自分らしくありたい、ときっと誰もが思っていると思います。

が、「自分らしさって何?」と問われると「うっ」と詰まる方も多いのではないでしょうか。

私もその口です。

さて、どうしましょうかね。

死ぬまで同じこと言ってそうな気がします(苦笑...)。