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通販が流行るわけ!

2010年01月21日 | 営業・フロント全般


おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、通販が流行る理由です。

私事で恐縮だが、昨年厄年だったので、鎌倉にハイキングに行った序に、鎌倉宮で厄祓いをしてもらった。それから数ヶ月たった11月に、鎌倉宮から一通の封書が送られてきた。

開封して中を見てみたら、そこには人間の形をした切り紙人形が入っていた。説明書を読むと、その人形で自分の体を撫でて、返送すると大祓(おおはらえ)が出来るとある。初穂料の支払いのための郵便振替票まで入っていた。神社までもが巣籠り詣りを行っている。

これも、自分の経験だが、ビルトインタイプのガスコンロが、12月に壊れてしまった。早速、妻がネットで調べてアマゾンから購入した。数日後その商品が家に着いたので、取り付けにかかった。

しかし、コンロとガス栓の口が合わず、その機種ではだめなことが分かった。すぐさまアマゾンに返品手続きを取った。一度開封して、中の梱包材を潰してしまったモノでも、簡単に返品が出来る。拍子抜けしたぐらいだ。これはネット通販だからこその、返品の仕組みなのだ。

リアル店舗で返品しようとすると、事情を説明し返品のお願いを、店員の顔色を見い見い交渉するのは、嫌なことである。場合によっては、返品の費用が発生するかもしれない。が、ネット通販では、理由など聞かない。単純に画面の指示に従って、手続きを行えば、翌日には集荷業者が取りに来る。費用は一切かからない。

靴などは、サイズが心配とメモに書くと、注文サイズの上下ワンサイズ別なサイズの靴も一緒に送ってくる。気に入らなければ、全品返品してもかまわない。サイズが合えば、他の2品は当然返送することになるが、送料は不要である。

ここまで便利になっている。だから、ネット通販、テレビ通販などが伸びるのも分かる気がする。妻などは、買い物に行く必要ないね、と言ってはばからない。私も同感だ。

最近テレビコマーシャルで、「ネットで借りて~、自宅に届き、ポストへ返却♪」と流れている。ビデオレンタル会社がネットでレンタル事業を開始したのだ。新型インフルエンザの流行などもあり、巣籠り消費が増える傾向だ。

ことほど左様に巣籠りを意識したバーチャル販売が隆盛を極めつつある。以前は、ショッピングはレジャーだ、と言われた時代もあり、ウインドショッピングなどといった洒落た言葉もあったが、今はネットサーフィンで検索して、いとも簡単にバーチャル店舗に入店できる。買い物行動は、様変わりしてしまった。

中古車販売は、一物一価だからそんな訳にいかない、と思っているのは、業界人だけではないだろうか。一度も店頭に来なくても売買することは理屈上可能である。
その可能を実現させることを真剣に考える時だ。

 
株式会社ティオ
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