時間どろぼう

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2022年06月27日 | 季節の花

ちょっと若い友人の運転で、長野県富士パノラマスキー場へ行きました。

ここは冬はスキー、夏はマウンテンバイクが出来ますが、

私たちの目的はゴンドラで上った先の入笠山湿原の日本スズランです。

ゴンドラの行く手は靄に包まれたはるか先です。

眼下には茅野から南諏訪の町や畑が見えてきます。

ゴンドラの終点から少し下って行くところはドイツスズランの群生地ですが、

これはもう咲き終えて茶色になってました。

レンゲツツジが咲いていて、ゴンドラから見た景色が一段と良く見えます。

山頂駅からの登山道をたどり上って下り、鹿止めの柵を通りすぎると

一面に日本スズランの咲く斜面の木の階段になります。

立ち上ってくるスズランの甘い香りを包まれて、両側に広がる広がる日本スズランを

見ながら一段づつ下って行くと湿原の平らな所に出ます。

向こうに見えるズミの花は満開を過ぎてました。

レンゲツツジは満開・アヤメは咲き始めたところで、まっすぐ伸びた蕾が素敵でした。

向こうの斜面を下ってぐるりと湿原を回って、幅広く見える階段を上ってきました。

この湿原では希少な種類の高原植物が、四季折々に見られます。

日本スズランの自然な群生2万株は圧巻です。

下を向いて咲くスズランは、上から見たのではぱっとしませんが香りが素敵です。

湿原を十文字に貫き、外周を回ってる遊歩道をこの時期の花を見ながら

静かな谷間にカッコーや鶯鳴き声響く、新緑の湿原をのんびり歩きました。

九輪草もあったのですが、これは翌日見た美しの森の奥の群生地のです。

小さな流れのそばに咲く一輪は凛として心をつかみます。

流れに沿って群生地が、年々上流や下流に細長く広がってますが、

毎年盗掘があるそうで、管理する方は心痛めておいでです。

美しの森のレンゲツツジは終盤でしたが、赤いドウダンツツジが見事でした。

晴れてたら富士山も一望ですが、残念ながら曇り空でした。


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