田園の畔の下に何か動くものがいたので、念のため双眼鏡で見てみるとコチドリの雛でした。
遠く小さく見にくい画像ですが、先日の浜ではコチドリの雛が見られなかったので、嬉しいです。
時々この辺りでコチドリを見かける事がありましたが、近くで繁殖していたのですね。
畔の向こうの土地は開けた土地があるので、そこで繁殖していたのかなぁ。
同じ水田にはサギやセキレイ等も採餌しに来ます。
親鳥は子供を見守りながら水浴びもしていました。
畔の近くに2羽、少し離れた所に1羽で合計3羽の雛がいました。
直ぐ上の畔にはキジ。(ほとんどコチドリの雛と同じ距離です。)
そういえば最近はキジ♀を見かけなくなりました。抱卵中なのかな?
また、すぐ後ろの葦ではオオヨシキリが鳴いていました。
1枚の水田の周りだけでも、数種類の夏鳥や留鳥が棲み分けて暮らしていました。
雛達も天敵に気を付けて元気に育って欲しいです。
コチドリ
北半球の亜寒帯・温帯・熱帯・及びニューギニアで繁殖し、アフリカからインド・東南アジアで越冬する。
日本では、九州以北で繁殖する。本州中部以北では夏鳥、それ以南では越冬する個体もいる。
南西諸島では冬鳥。
TL14~17㎝
WS42~48㎝
最後まで見ていただき有難うございます。