延宝元年(1673)岩国藩主吉川広嘉によって、岩国市の錦川(川幅200m)に架橋された、5連の木造アーチ橋「錦帯橋(きんたいきょう)」。
2013年の春、初めてこの景色を見た時の感動は・・それはもう言い表す言葉が無い程。まさか、実際に自分の目で、その場に立ってこの景色を眺められるなんて・・、と興奮している私を見ながら「お前さん、初めて行く場所ではいつも同じことを言って感動しているね。」と笑うご亭主殿。
だってね、この景色ですよ。パンフレットとか、絵葉書とか、それ系の写真集でしか見た事が無かった景色の中に、まぎれもなく私が存在しているのですよ😍。
「橋の長さは直線距離で193.3m。橋面に沿った歩行距離は約210m。橋幅5m。橋台の高さは6.6m。主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって、釘は1本も使わずに造られている。 石積の橋脚に5連の太鼓橋がアーチ状に組まれた構造で、世界的に見ても珍しい木造アーチ橋として知られ日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、名勝に指定されている。」と、大まかな説明は通行券の裏に記載されています。
ご亭主殿は前に回り、後ろに走って、せっせと「錦帯橋と我が女房」をデジカメに納めています😊
ご亭主殿曰く「風景写真ならパンフレットで事足りるけど、出先の記念写真は自分たちの記憶と思い出の為だからね」。うん・・きっと写真を見返して「ああ、なんてこの頃は若かったんだろう~」って、しみじみと思い出に浸るのね(笑)
橋の手摺りも錦川の流れも、いささか機嫌の宜しくない空の色も、目に入るものすべてが「思い出のピース」
錦川橋の袂に見えるのは、あれは春と秋に運行される「遊覧船」。もう少し早い季節だったら堤防沿いの桜が綺麗だっただろうね。
下から見上げる太鼓橋・・・
元来た方向を振り返り、改めて錦帯橋の圧倒的な存在感に感動。
一足先に橋を渡り切ったご亭主殿が写してくれた記念の一枚。
河原に居りて見上げる橋桁の幾何学的な美しさに感動し、石積みの橋脚に感動。時間がたっぷりあるのなら、多分、この一帯だけで一日過ごせるかもしれない😆
と言う訳にもいかないので、予定していた「あそこ」とか「ここ」とか「そこ」とか😍、ついでに「あれ」に「これ」😆 って、要するに予定したところ全部、素晴らしい所ばかり😅
吉香公園側の観光を終えての帰路は・・生憎の春の雨。なんて言えばいかにも風情があるけれど、傘を持たない二人には、雨の冷たさが身に染みます。御亭主殿は私を見てタメ息。
だからぁ、雨は私の所為では無いと何回言えば!!😠
おバカなやり取りをしている所に傘をさしかけて下さったのは、入橋券売り場の方。関西人特有のノリで、雨に濡れながらやり取りをしていたものだから、心配して声をかけて下さったのです。すみません!!お騒がせしました!と謝った所で三人揃って大笑い。これもまた、忘れ難い記念になりました。🙏
訪問日:2013年4月20日
🌸そんなこんなで、明日は「錦帯橋(きんたいきょう)2015年」です😅
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