旧伊香郡余呉町(よごちょう)は滋賀県の最北端に位置した町です。伊香郡西浅井町・木之本町に。また県を跨いで北は福井県敦賀市、南条郡南越前町に。さらに東は岐阜県揖斐郡揖斐川町に隣接。北から東にかけて1000m級の山々が連なり、町域の大部分は山地。北端の栃ノ木峠に発する高時川と、大黒山西谷に発する余呉川が町域の東・西を南流。南部を北陸本線が通じ、北国街道が余呉川沿いに町域を南北に縦貫。町の南端に賤ヶ岳、余呉湖があり、その流域周縁に平地が開けます。「町の木:トチノキ」「町の花:コスモス・アジサイ」「町の鳥:オシドリ」を制定。
旧キャッチフレーズは「水源の郷」
明治22年(1889)、町村制の施行により、伊香郡余呉村・丹生村・片岡村が発足。
1954年、余呉村と丹生村、片岡村が合併、改めて伊香郡余呉村が発足。
1971年、余呉村が町制を施行、伊香郡余呉町となる。
2010年、東浅井郡虎姫町、湖北町、伊香郡高月町、木之本町、西浅井町と共に長浜市へ編入。現在に至ります。
マンホールには「町の花:アジサイ」と、図案化された「町の木:トチノキ」が描かれています。
昭和39年(1964)12月15日制定の町章は、「「ヨ」を図案化したもので、余呉村章として制定され、町章として引き継がれました。」
長浜市余呉支所の向かいにあった「中ノ郷駅」駅名標のレプリカ。かつてここ余呉村中之郷には「北陸本線・中ノ郷駅」がありましたが、設置から7年後に廃駅となり、駅跡は余呉町役場となりました。
撮影日:2008年7月5日&2016年6月15日
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