千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

怖~い 映画と落語

2008-06-28 17:47:21 | 歌舞伎・映画・落語など
京都みなみ会館は古くから有る映画館で名画や成人映画など掛かるのですが通常の映画が終わった後落語オムニパス映画と落語、主題歌を歌われている秋人さんのライブの会がありました。
この開館は京都駅より南に位置するところにあり遠いのです。
名作がかかる週もあり行ってみたいと思いながら一度も訪れることの無かった会館です。
開演が夜8時と怪談には良い時間帯から始まりました。

 

ロビーに懐かしい電話が有りました、昔は横にあるハンドルを回して交換を呼び出したのですが今仕様になっていてプッシュボタンが並んでいました。
開演して本日の出演者は左から秋人さん、森乃福郎さん、笑福亭晃瓶さんです。



この年をして怖い話しは大嫌い幽霊怖い人間の私は恐ろしくてまともに映画は見ることが出来ませんでした。
話しが佳境に差し掛かると耳閉鎖目は扇子で覆っているのですから話の筋さえ定かでは有りません。
スクリーンの前で狭い空間に座り映画の元になった落語「お茶漬け間男」を演じる福郎さんを写す手も震えていたのでしょうか。

日頃良く聞くもぎた亭(新作落語の会)の皆さん総出演でこれでもかと迫真の演技で迫ってくるのですから笑いが入っていても私の顔は引きつっていたことでしょう。

歌舞伎の世界「仮名手本忠臣蔵8段目」

2008-06-28 06:31:27 | 歌舞伎・映画・落語など
「道行旅路の嫁入」
8段目は飛ばされることの多い段です。
関西では上演されることもあり私は見た記憶があります。
刃傷の後大星由良之助(大石内蔵助)子息力弥(大石主税)の許嫁小波は刃傷の場で浅野内匠頭を背後から抱き留めた人物加古川本蔵(梶川)の娘です。

恋しい力弥を訪ねて母戸無瀬と共に山科の侘び住まいに訪ねていく舞踊劇になっています。




三段目刃傷の後4段目として落人があります。
同じ道行きですがこちらはお軽勘平です。
お家の大事主君が刃傷に及んだ時二人はデート中で事態を知らなかった。
大事の場に居合わせなかった早野勘平が、主君の切腹、お家お取潰のさなか、家中の人々に合わせる顔もなく、お軽の実家へと落ちてゆく場面。

ビデオで見せていただきました。
お軽(勘三郎)勘平(団十郎)の若き日の作品です。
これを見ただけでも出席した甲斐が有るという物です。

前半に超若い頃の歌右衛門さんの戸無瀬も見せていただきましたが名優と言われていますが今一引きつけられるものは無いんですね、これは人それぞれ好き嫌いは有ります。
私は勘三郎さん命ですから・・・。

ルンルン気分で帰途につきましたが。
京都駅周辺は不審電話がありお巡りさんがいっぱい警戒中やし地下に潜れば地下鉄九条駅で若い男性が線路に飛び込み上下線とも不通長いとこ待たされるしG8で警戒中のお巡りさんは大忙しデス。