千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

今日は鴨長明について

2012-10-20 18:18:30 | 神社・仏閣
行く川の流れは、絶えることがなく、それでいて目の前を流れている水はもとの水で ない。
方丈記の最初の書き出しです、どこまで覚えていますか?
私など最初のフレーズ行く川の流れは・・・なんだっけ・・・絶えないんやなんて
全く情けなく覚えてはいません。



きょうの「つながる心 生きる力を」宗教講座は下鴨神社の宮司荒木直人氏による講演です。
鴨長明による方丈記完成800年を記念して行われました。
宮司いわく方丈記は初めて庶民の生活を書いたもので今の世で言えばレポーターみたいなもんですな。
だそうで、あちらで大火があれば駆けつけて状況を詳しく書く・・・
こちらで飢饉があれば最前線で記録を取る・・・とか、そうだったんや。

鴨長明の人生も合わせて世の無常とはかなさなど川の流れにたとえて書かれている。
下鴨神社、摂社の河合神社に鴨長明の方丈があると聞き帰りに寄ってきました。



萩の垣根に囲まれた方丈というよりも小さな庵でした、畳5畳半分だそうです
えっ、こんなに狭いのまるで農作業の小屋みたいな佇まいでした。







つながる心、生きる力を

2012-09-30 11:48:57 | 神社・仏閣
月一回の宗教文化講座、今回は泉涌寺でした。
カーブスと接骨院を済ませたあと大急ぎで着替え京都駅まで出ました。

というのは以前は他の方法を取っていましたが、なにせ坂がきつい私にとって心臓破りの坂の上に泉涌寺があります。
京都駅でタクシーに乗り向かってもらいました。
泉涌寺のベンチでパンのランチを取り、大急ぎで妙応殿へ

 

本日の講師は泉涌寺管長「上田貞郎長老」です。
穏やかな風貌で物静かに語られます。
今楽をするよりも、しんどい思いをした方が良い。 後に必ず良いことがあるからだ。
人生はプラスマイナス0になるようにできている。

直近の話題を挟みながら巧みに釈迦の教えを説かれます。



遠慮しながら管長さんの画像を頂きました。 



立派な本殿はスルーして入口近くの弥勒菩薩像に「美人になりますように」とお願いをして・・・
「もう手遅れやでぇ」と言われたような・・・言いましたよね

ま、美人願望は所詮無理やからせいぜい健康で毎日が送れますようお願いします。


つながる心 生きる心・清水寺

2012-07-07 18:53:02 | 神社・仏閣
中外日報創刊115年記念・京でみつけよう!心の縁という宗教文化講座に参加した。
前回南禅寺管長のお話は体調を崩して参加できなかった。

今日、11時半をすぎた頃家を出てバスべ向かった。
昨夜からの激しい雨も上がり雲は重く広がっていたが時折日も射す空模様で日傘持参となった。
若い頃というかつい最近までスイスイと歩けていた清水坂はなんと険しい坂道に変わっていた(変わらへんって)
タクシーで来なかったのを呪いながら休み休み上り途中でランチでもと思っていたが頂上(石段下です)についたのは1時を回っていて慌てて大講堂円通殿へ駆け込んだ。



幸い椅子席を見つけて座ることができ上々の首尾でした。



森貫主のお話はすごく面白く楽しいものでした。
清水の舞台は117本のケヤキで支えられているそうです、その大きな柱を毎朝撫でさすり抱きついていると話されます。
柱は「嫌がっているかも」と、それでも毎日抱きつきますと話されて笑いを誘っておられました。

よく死んだらどこえ行くのかと聞かれるとき一休さんの話に出てくる
「どこにも行かぬ ここに居る 尋ねはするな ものはいわぬぞ」 この話をされるそうです。
そうですね、亡くなった方は親しい人の心の中で生き続けているんですね。

一昨年の津波でダメになった陸前高田の松原の倒木を使って清水寺では仏像を作ることになり京都伝統工芸大学の学生さんを主体に陸前高田の皆さん、神戸市の皆さん、この間来日されたブータンのフェチンク国王夫妻など11113人の方々が被災地の復興と犠牲者の鎮魂への思いを刻まれて完成された仏像 大日如来坐像の話には感激しました。



1時間の講演が終わり帰途につきましたがお腹の空いたのを思いだし参道にある喫茶室で冷麺をいただきました。

明けましておめでとうございます

2012-01-02 13:10:54 | 神社・仏閣
穏やかで良いお正月でした。
お日様に照らされてほっこりしながら下鴨神社へ初詣に行って来ました。

参道には屋台が並び食欲を刺激する匂いを発し子供連れを誘っています。


手水舎の前で大きなたき火が参拝客を暖かく迎えてくれていて一時手をかざし暖を取っていました。


お参りも済ませない内に温かい甘酒を頂いています。


美しい楼門です。


干支の舎前から中を見るとお目当ての干支の前にはぎっしり人の列が出来ていました。
恐れをなした亭主殿は「待ってるしお参りしてき」って私を押し出し静観を決め込んでいました。


下鴨神社の大きな干支絵馬です。


約3時間の所要時間で歩数5300でした。
今年は穏やかな良い年になりますように

明けましておめでとうございます

2011-01-03 18:37:25 | 神社・仏閣
皆様良い年を迎えられたでしょうか。
今年も宜しくお願いいたします。
年末から元旦にはお伊勢さんにお参りに行こうとバスツアーに予約していました。
ところが30日辺りでしょうか雪が降り出し天気予報でも大雪と報じていました。
雪道が怖い私としては恐怖でしか無く折角のお伊勢さんをキャンセルしました。

元旦は雪こそ止みましたが表は真っ白な別世界と化しています。
雪が怖くて31日買い出しに行けずお正月らしい整えが出来ず材料も足りません。

お雑煮は悲しいかな冷蔵庫にあった酒粕で粕汁を作りお雑煮代わりですませ、
大幅な手抜きとなりましたがこれも又良きかなで結構美味しかったです。

元旦から手抜きですからこの一年が今から思いやられます。
幸い亭主殿と2人だけですから良いようなものの大家族なら主婦失格ですね。

お伊勢さんの替わりというのも憚られますが天神さんに初詣に行きました。
足元が怖くゆっくりしか歩けません、乗るべきバスもスーッと通り過ぎてしまいました。



怖くて堪らない道で滑りかけ歩くのが痛くて悲鳴を上げながらたどり着きました。
神牛さんの腰をさすり私の腰もさする内少し楽になったようです。
受験生がセッセと頭をさすって「賢くなりますように」と祈っています。
その横で腰をさする私はつくづく年を感じた瞬間でした。

天神さん横の船屋秋月で花びら餅を買って帰りお抹茶と頂きましたが至福の一時でした。
味噌味でそれほど甘くないので私の中ではベスト3に入るものです。
お正月しか売り出していないのが残念です。
その昔宮中ではお雑煮の替わりに食べていたそうです。
なので牛蒡や味噌を使っているのですね。



今日は3日ですが雪道が祟ったのでしょうか膝が痛くなっています。
週末の初太極拳は大丈夫かなぁ・・・少し危惧しています。

龍安寺へ襖絵戻る

2010-09-19 11:57:26 | 神社・仏閣
ヤフーので龍安寺へ襖絵戻るという私にとってメガトン級のニュースを見ました

ここ見てね

在職中から気になっていた襖絵です。
どの時代なのでしょうか不幸にして龍安寺を離れていた襖絵がメトロポリタン美術館にある。
九州の杉の井ホテルにあるとか噂は聞いていました。

115年ぶりに戻ってくるのです。
それも高額で落札されたものを寄贈していただくという信じられないニュースでした。
ニュースを見て鳥肌がたちました。

桜寺(墨染寺・ぼくせんじ)と伏見稲荷

2010-04-05 18:02:45 | 神社・仏閣
少し曇り空ながら京阪電車沿線の墨染まで出かけた。
小さなお寺ながら美しい桜があり桜寺と地域では呼ばれる墨染寺です。



平安時代、藤原基経の死を悲しんだ歌人上野峯雄が歌を献じたところ、
桜が薄墨色になったとの伝説により墨染桜寺と名付けられました。
三代目の墨染桜が鮮やかに咲いていました。
墨染桜は歌舞伎や謡曲にも取り上げられています。
  深草の野辺の桜も心あらば 今年ばかりは墨染に咲け (上野峯雄)




門を潜ると少し白っぽく感じる満開の桜が迎えてくれました。

          

ここは日蓮宗のお寺で、本堂の前に辻説法される日蓮上人の銅像が桜の下にありました。



小さなお寺ですが薄墨桜を訪ねる人が多いです。


          

惚れ惚れする美しさで、座る場所があればズーッと見ていたい思いでした。



本堂に掲げてある扁額です「桜寺」と書かれていますね。

          

墨染駅から京都より3駅辺りにある伏見稲荷にもお参りしました。
来年は御鎮座1300年を迎えられるそうです。



本殿横にある能舞台です、立派ですね。


          

無理は出来ないので本殿までしか行けませんでした。
体力は凄く落ちているのを自覚しています。
でも出かけなければ益々落ちていくと思い毎日無理の無いように
少しずつ桜を見に出かけています。

行きは溌剌と帰りはへたりそうになりながら息を荒くして帰ってくるのです。
でもよくしたもので翌日にはケロッとして「どこへ行こうか」と模索しています。
明日も天気のようですね、ハテさて・・・

妹夫婦と・1日目

2009-10-05 18:24:08 | 神社・仏閣
約1年ぶりでしょうか妹夫婦が遊びに来てくれました。
昼近くに到着、昼食を済ませて近くの曼殊院へ、
絶好のタイミングで本日より国宝不動明王(黄不動)が一般公開されています。

我が家より徒歩20分ですがズ~っと坂道です
10月なのに可成り暑く汗を拭き拭き歩きます、細い道なので乗用車のみ、
通行可能で観光客も少ないですが黄不動さん公開初日ということで、
三々五々参拝の方もありました。



広い石段を上がったところに拝観入り口が有ります。
目標の黄不動さんは玄関入って直ぐのところに展示されていました。
さすがの眼光です、凄まじいまでの迫力で迫ってきました。
黄不動さん公開を記念してその他の宝物も多数展示してあり眼福の一時でした。



入り口に置かれた切り株に菊の花が植えられていました。
可愛いですね、明日は開花でしょうか、咲いたところが見れずちょっと残念ですね。



夜ご飯は近くの越前そば屋さんで取りました。
写真は当店名物大エビの天麩羅定食です。
女性にはほおばりにくい大きなエビなので私と妹は天麩羅そば定食にしました。
もちろん生ビール付きです・・・グビッと美味い
一日目の終了です、本日の歩数8699歩

八瀬・瑠璃光院

2009-05-30 19:06:14 | 神社・仏閣
「土曜日ご一緒しませんか」太極拳大久保教室の仲間にお誘いを受け出掛けた。
出町柳で待ち合わせ近くの枡形商店街まで出て漬け物商・田辺宗が経営する小料理屋「葵匠」でお漬け物寿司セットを賞味した。

  写真のお寿司と天麩羅、茶碗蒸しなどあっさりした良い味に仕上がっていた。
偶々お腹がいっぱいになり海老の天麩羅と、唯一漬け物でない海老寿司を残したところ「お嫌いですか?結っていただければネタを変えましたのに」と声を掛けていただいた。

 

八瀬登山口終点で降りて少し歩いた静かなところに瑠璃光院はひっそりとあった。
普段公開はされておらず初夏と秋だけ一般拝観が出来る。
門を潜り玄関へのアプローチは綺麗な池に掛かる石橋を超えたところにある。

 

ちり1つ浮いていない池を美しい鯉が気持ちよさそうに泳いでいる。
二階から瑠璃の庭を見下ろしています。
この庭は佐野籐右衛門(もちろん祖先)作になるものだそうです。
庭の奥に大きな岩がありそこから清水が流れ出ています。
小鳥が入れ替わり来て水浴びをしている風景は絵に書いたようでした。

 

一階の茶室でお抹茶を頂きました、お菓子は栗きんとんを焼き栗に仕上げたものでした。
涼しい風が吹き抜け青モミジ色に染まりそうな座敷でおしゃべりは止まらず
思いの外長時間を過ごしてしまいました。
「ハイチーズ」玄関先で記念写真です。

 

この吊り橋はお隣の病院のお年寄りケア施設のプライベート吊り橋です。
「ゆっくりよ、揺らさないでね」願いも空しく私が渡れば大揺れでした。「ごめん
持つべきは友人です、誘っていただき有り難う、又宜しく

神泉苑・狂言

2009-05-03 18:20:16 | 神社・仏閣
会場に着くともう受付が始まっていた。
私の前にいた5.6人のシニアの皆さんが私が志納箱にお金を入れるのを見て
「新聞に無料って書いたぁった」「お金入れんなんかなぁ」「入れんでええ」
声高に話しながら「タダやろ」と通っていかれた。

何だか悲しい、気分になりながら後に続いた。
受付の方も複雑な顔をして居られたように思う。

確かに入場料はうたってないからタダでいいのでしょう。
せめて有り難うの気持ちを態度で示すべきではないかと思ってしまう。

鎌倉時代から絶やすことなく続けてこられた伝統はさぞかし重く、
保存会の努力ははかりしれません。

かくゆう私だってささやかな志納金しか入れておりませんから
えらそうに言う資格は指の先ほどもありませんが・・・・・

今日の出し物は「花盗人」と「賽の河原」です。

花盗人は美しい花の枝を手折り愛でているところに盗人が花を盗むのですが
「泥棒を捕らえて縄を綯う」のたとえがあるように縄を綯っている内に逃げられる
間抜けなお話しでした。

賽の河原は閻魔さんに詮議を受け淨玻璃(じょうはり)の鏡に罪状が全て出ます
大悪人と判定され釜茹でにされます。
そこに地蔵尊が現れ祈念して救出されるのです。

次の出し物は「土蜘蛛」です、見たいけどタイムアウトやし・・・
すごすごと帰った。
初日駐車違反を貼られたので今日は神泉苑境内に駐車させていただきました。