千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

歌舞伎の世界「仮名手本忠臣蔵」六段目

2008-04-25 21:52:29 | 歌舞伎・映画・落語など
前回の舞台は暗闇の中でしたが今回はお軽の家貧しい田舎屋が舞台です。
身売りする祇園町の一文字屋から女将と番頭がお軽を迎えに来ています。
女将の話しから勘平は自分がお軽の父親を殺め財布を奪ったと思い込みました。

六段目の勘平は役者さんには憧れの役らしいです。
今の菊五郎は7代目ですが3代目菊五郎が今の勘平像を完成させたのです。

たとえば女将が父与市兵衛に与えた財布(2つあった)を袖で隠して確かめる。
仲間が訪ねてきたとき刀を少し抜き鏡にして髪を整える。
腹を切った血が手に付いていて顔を撫でたとき真っ赤な血が顔に着く様。
客受けが計算されつくした美しい勘平となるのです。

後半のビデオは前半は勘平を勘九郎さんの若い頃演じられたもの、
後半は菊五郎さんの若かりし頃のものでした。
出来ることなら後半も勘九郎さんで見たかった。

7月5日田口先生プロジュースの「みやこで義太夫を楽しむ」が
京都造形芸術大学「京都芸術劇場・春秋座」で開催されます。
出演は、浄瑠璃 竹本綱太夫(人間国宝)三味線 鶴澤清治(人間国宝)他です。
楽しみです、土曜日ですが太極拳を終えてから行けそうです。