みやこで楽しむ落語

京都造形大学内にある芸術劇場・春秋座で落語会が開催された。
東西の落語家が２人ずつ出演されテーマは郭話（くるわばなし）遊郭と言った方が分かりやすいでしょうか。とりわけ中入り後のお二人古今亭志ん橋「幾代餅」、桂春団治「親子茶屋」はさすがというかベテランの話芸の神髄を味わうことが出来た。
写真は外観です、石段は高く老境にはしんどいですね。



劇場内は素晴らしい環境で花道もあり８００人以上収容出来る大きさでした。
時には歌舞伎などの公演もあります。
５月１９日にも猿之助さんの公演があったばかりです。
歌舞伎・落語ともNHKの講座で歌舞伎セミナーの講師、田口先生の企画によるものです。



中入りで少し時間があったのでフロアに出てみると舞妓さんがお二人着物の着付けを直しておられるのを目撃、断ってからデジカメをパチリ、お姉さんの舞妓さんと良い雰囲気ですね。少し離れたところに芸妓さんもおられました。

普通落語会はそれぞれ出し物は違いますがテーマを絞って競い合われるのもいいですねぇ。それぞれの個性がぶつかることなく輝いて見えました。
終演は５時を過ぎてしまい余韻を楽しむまもなく帰路につきました。