神泉苑のツツジ

朝から夕食の用意を手早く済ませイソイソと神泉苑へ
昨日のお祭りの喧騒はなく静かながら観光客らしき
グループが多い、１時１０分前頃、会場に着いたが
すでに５０人ぐらいの行列が出来ていた。　

中央の２列目の席から「炮烙割」「羅生門」「桶取」を見た。
以前「炮烙割」は見たことあるけどその当時ストーリー
を把握出来ていなかったし歌舞伎でも取り上げない
演目なので“よかった”“疑問クリア”　　
盛大に割られた炮烙２メートルほど下に落とされ土煙
が上がった。

「大江山」に未練を残しながら会場を後にした。
小田先生は夜の部も見られるとか“羨ましい”
来年は万全の体制を整え全部見る！！　絶対！！
会場を出ると神泉苑はツツジに包まれていた。

魅せられて

神泉苑で開催された狂言は感動であった。
会場は満員にも関わらず爽やかな５月の風に包まれていた。
演者は小学生から８０才を越えるお年寄りまで幅広くて
約５０名居られるとか　　　

特に年少組の可愛らしくも健気な演者ぶりは会場を沸かせた。
ガンデン・ガンデンのリズムに乗っての無言劇は昔仏教の
教えを身振りで多くの人々に伝える手段やったとか。

狂言の多くは歌舞伎にも取り入れられており馴染みの演目の
原点を見ることが出来た。

昔故郷の若宮さんで（季節は忘れた）年一回狂言の奉納があり
欠かさず見に行った記憶がある。
小さいときから歌舞伎・狂言・能・大好きな変な子供やった