ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

遼 参戦  フジサンケイクラッシク   遼の進撃 2  遮るものはあるのか?

2016-09-02 | 危うい日本のゴルフの世界

フジサンケイ 2日目、 すでに5位以内には、日本人プレヤーは,遼だけである。

この難コースの設定に、多くのノータブルが予選通過できなかった。USツアーの岩田寛が参戦している。USツアーカードを喪失した現在

厳しい試練が待ち受けて、岩田のことが心配になる。フジサンケイは、カットラインが4オーバーまで、5は落選である。71の設定だから、146ストロークまでが決勝進出である。遼は、今日もアンダー一つ、3位につけて、明日からの決戦に余裕を持たせた。期待に添えなったのは、マンデイ3位から本選出場の三木竜馬である。初日こそ、80と崩れたが、2日目は、71の好スコアを出して、予選は落ちたが26歳だけにこれからが、期待できる選手である。岩田も、国内に帰ってくれば、バーデイやイーグルなどを出して、予選などは、眼中にないほど、強い。アメリカでなぜ、通用しなかったか、と考えると、やはり、言葉と食事の壁があり、溶け込む基本がまだ薄いとしか言いようがない。

実力的には、岩田は、遼や英樹に次いで、国際的に活躍できる第三のおとこだ.これから一年が、岩田をどういう世界に存在させるのか、大きな節目になる。右左五分五分の運命にある。とにかく、本人だけの決定能力だけに、外野からは、ただ見守るだけの策しかない。

遼は、爆弾の腰痛さえ克服できれば、ゴルフは人一倍、できているので、トップ前線を行くのは、さほど気にするような弱点はない。

ゴルフマネジメントが、うまく作用すれば、もっと高い目標を達成できるところに近い第一人者である。記者は、前号で、詳述したように、遼の第2章が開幕したと宣言したが、予測でものを判断しているのでなく、今までと違ったスタートラインを走る可能性がある。その意味は、100メートル選手と400メートル走る選手のグランドが違うように、遼のグラウンドが別のフィールドを走るという意味だ。ジェイソンデイやスピースが、一挙に自分の路線に線を引いたことを再確認してみても同じことがいえる。まもなく、ライダーカップがある。日本には、直接関係はないが、ゴルフの歴史や盛り上がりは、日本の選手にも、大きく影響してくる。つまり、遼のツアーにも関係が深いのである。

先週、遼が勝利して、一番、喜んだのは、青木功である。

遼を見たいと思うファンが、こぞってトーナメントに足を運ぶ。今、5000人を呼べるのは、遼以外に残念ながら、いない。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遼 KBCオーガスタ  芥屋ゴ... | トップ | 田中角栄ブームに思う?  納... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

危うい日本のゴルフの世界」カテゴリの最新記事