17日、朝早い国内線シカゴ行きに、アトランタをテイクオフ、キャビンの中ほどに、据わった。ほとんどが通勤客だ。突然のニュースで、ボストンマラソンのファイナル地点で、テロで爆発が2度もあり、8歳の子供らが犠牲になった。9.11の悪夢を思い出させる憎いテロ事件である。
アダムスコットとアンヘルカブレラのプレーオフの激烈な戦いで余韻が消えないまま、機中の客となったが、テロ事件は、どこで起きても不思議ではない。
改めて、ツアーは、命と相談しながら、覚悟をもって、自分を収斂しておかないと悔いがのこる羽目になるとつくずく考えさせられた。
2013年、77回目のマスターズは、記者の30数年のオーガスタ参詣の中でも、5本の指に入る名試合を刻んだ。まず、日の丸の戦士を前述していたが、藤田の故障が、かわいそうに体をいじめ抜いた結果だけに、涙が出た。最下位であったのは、マスターズにまぐれあたりはないことを記したことが、今後の国内ツアーにどう響いてくるか。
遼は、予選通過で難しいと前述したが、通過ライン最終148回で線引きでパス。失うものはない遼には、最終日、雨が降り出す前に68ストロークで不完全燃焼から脱した。
これからのツアーの明暗を分ける予選通過の一打の重みに弾みをつけられるか。フィールド一番テイで、4日間、目の前で見たが、やけに小さくなって、顔色がさえない。すでに、パトロンたちは、5度のマスターズの遼ではなく、お情けで、5度目を出してもらったアマチュア選手並みの扱いで、厳しかった。遼は、ショットが安定せず、スプーンで右の林、ドライバーでは、チーピンショットで、左の林へ荒れたボールをコントロールするには、苦労の連続であった。この二人の代表が、Japanツアーの賞金王と上位選手であるという意味は、諸外国から見れば、マイナーの位置から、飛び出せない枠にあるゴルフツアーと映るようだ。
南アとオーストラリアの頂上征服争いは、激しくアメリカを寄せ付けない神経戦があった。アメリカは、タイガーの栄冠を信じていたが、15番ホール、2罰問題で、勝利の女神から見放された。ドライバーを、右にふけて、3打目でグリーンのフラッグをねらい、バーデイをとるつもりでいた。あまりも正確にアプローチしたために、フラグに直接あたり、池にはまりこんだ一球は、理屈で解決できないし、運が悪かったで済まされるか。後の2罰打が、勝敗を左右した。
雨が風を呼んで、降りしきる中、決勝は、カブレラ(アルゼンチン)、ジェイソンデイ、アダムスコット、(オーストラリア)スネデカー(アメリカ)、マークリースマン(英国)に絞られ、抜けた二人が9アンダーでプレーオフになったのである。パトロンは、じっくり濡れながら、白熱の死闘を目にした。
14歳の中国の少年、予選を通過し、堂々の戦上手。プレスルームのインタビューでは、はっきり英語で応じていたのには、驚きであった。さすが松山を破った強敵とi言っておきたい。実力的には、松山が一枚上とみた。続く。。。。。
全国消費者国民運動連絡協議会
国際ゴルフ記者クラブ協会
全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム
全国メデイア報道384社連絡会議
太平洋クラブ被害者の会
日本時事新聞社
Ryo Ishikawaについて↓記事の紹介がされていました。
http://www.guardian.co.uk/sport/2013/apr/14/masters-golf-live-final-round-report
5:15pm と6:11pmのところです。
最終日の結果を評しているガーディアンの記者と、日本人である貴殿の記事と、同じ場所で感じたとは思えないこの違いに驚いています。
貴殿は4日間1番ティーしか見ていなかったということですか?世界のTop選手でも1番ティーは緊張度が違うと言われます。ましてやマスターズなのですから。
3度目の特別招待で世界からの目と批判は記事となり声となり石川選手に向けられ、当然彼の目にも入り耳にも聞こえてきていたでしょう。
発表以来21才の彼をどんなに追い詰め苦しめてきたか知る由もありませんが・・・如何に論じてもこの重責は経験した彼にしか分からないでしょう。
早くからマスターズに照準を合わせてきたのに怪我で苦戦を強いられた藤田選手は気の毒でした。今週は日本男子ツアーの開幕戦、体も充分ではないでしょうが同い年のカブレラのように頑張って欲しいですところです。
石川選手の最終日、TVに映る姿はそれまでの批判を払拭してくれるほど素晴らしかった。
リハビリでしかケア出来ていない為か華奢になった体格になりましたが、充分カバーするくらい良い顔で、褒められるに値する価値あるラウンドだったのではありませんか?
「上位ではない位置でのスタートだから・・・」と石川は謙虚だったが、同じような位置からでもスコアを落とす選手が大半だった最終日のスタッツは61選手の中でも上位でした。まぐれで回れるオーガスタでは無いはずです。
そして今回の招待で気持ちを失くしたかと心配したが「ここにもう一度戻って来たい・・・」と夢を捨てないでいてくれたことを嬉しく思います。
マスターズが終わったここからが石川選手の始まりだと思っています。
世界に追い付くにはまだまだ距離があり厳しいが、これからUSツアーを戦って行くのに良い起爆剤になると思います。
昨年、連戦を重ね体を痛めながら掴んだシードです。念願叶ってのUSツアー挑戦なのですから、先ずは体力強化出来るような体に戻し、練習の虫がさらに練習を重ね経験を積み、アメリカを深く知りそこでの生活を楽しみ、のびのびと立ち向かって欲しいと願うばかりです。
世界に挑む若者への叱咤激励も良し!彼の前途の為にも、ただの甘言を並べる記事は望んでいません。
厳しくても暖かく育てる目を持った記事は心に響くもの。苦しみもがきながら挑む若者を長い目で見守る貴殿の記事をこれから期待します。
今季苦しんでいる今田選手ですが、来季は共にUSツアーで戦う二人の姿を見たいですねえ。直ぐに松山選手も加わりそうですか^^
それにしても、世界に飛び込みそうな選手で待たれるのは松山選手だけで他に期待出来ないのがなんとも・・・寂しい限りです。