タイガーのホストで、ヴァージニアのPrince William County ,R.T.Jones Golf Club でQuicken Loans Championship が開催されている。
遼、トップで決勝へ
シード権をかけた激烈な過酷な大会である。DAY 2は、上がり3ホール、16,17,18番とバーデイをものにして、好調のR.ファーラーとケヴィンチャペルの10アンダーパーを抜いて、11アンダーパーで、トップに遼が久しぶりにほえた。安定度の高いアイアンとパットを懐に抱き込んだオーソドックスなスタイルでパットを開眼したようだ。つまり、短いパットを外す癖が克服されたと記者はよむ。もともと、パットの感覚は、研ぎ澄まされ非凡な神経を持っているから、ツボにはまれば、その躍動感はツアーの中でも指折りだ。ドライヴァーも、アドレスからスライドする大きなアクションが消えて、以前より、フェアーウエイからのショットが増えるため、パーオン率が確実に70%を維持できるようになったのは、おおきい。
巷では、シード権、危うしなどと、危惧した記事が氾濫してかしましいが、記者は、その心配は当初から、していない。遼は、確実に、素晴らしい技術を会得しながら、前進に余念がない。記者は、遼が優勝に3年、4年かかってもいいと思っている。ファンは、ヤキモキしているのは、わかるが、じっくり遼のゴルフを見てもらいたい。
18番、バーデイで単独トップへ、 読者へ、夏季休暇を勝手に、早めにいただいた。ご了承ください。