昨晩、年商20億円の経営者と北新地で食事をしました。
大黒字の真っ黒けの優良経営をされておられる、50代半ばの社長ですが、
経営者の大先輩としての一言一言に大変重みがありました。
この社長の素晴らしいところは数限りがないのですが、今日は一つご紹介します。
それは…
●社長自ら現場の営業に東奔西走している
ということです。
年商20億円の規模にもなって、営業所が複数あり、営業部隊約20名近く
なると、社員に営業は任せきりでも何ら問題ないように思えます。
しかし、この社長は率先垂範で自ら売りをつくり、そればかりか自ら作った売りを
部下の手柄にしてやっているのです。
●私は経営者として営業にこだわりたい。
営業を核として、経営の舵取りを取っていきたい。
これが、この社長のモットーです。
私は、この話を聞いて「なるほど」と思いました。
ここまで会社が成長している本当の理由がよくわかりました。
●販売なくして事業なし
という言葉があります。
やっぱり売りがなくては事業は成り立たない。当たり前の話ですね。
組織がどんなに成長しても、売りだけは社員任せにすることなく、社長自ら
陣頭指揮を執り続ける。
この大切さが身にしみて、わかりました。
色んな会社を見ていると、ある程度組織が成長してくると、社長が億劫がって
「俺は営業部長じゃない!」とか言って、営業を社員に完全お任せ状態にする。
そして、自ら汗を流したり、売りを作ることから逃避する…
そういう会社はやはり一定の水準で完全に頭打ち状態になり、成長がストップして
いることが多いですね。
弁護士の高井伸夫先生の著書『3分間社長塾』の中に、以下の一説があります。
「優れた経営者の条件がある。
それは、お金の落ちている場所を具体的に指し示しながら、もう一方で経営理念
や経営哲学を語ることだ。
社内を見回ることだけを現場主義と勘違いしていてはいけない。
本当に役立つ情報が欲しければ、社長自らが顧客との接点を持つために外に
出る。
これが真の現場主義といえるのだ。」
経営者にとって最も大切な時間は、日常業務から解放されて、静かにじっくり
自社の方向性を考えるときです。
よって、いつも経営者が現場で走り回っているだけでは絶対ダメです。
だからといって、現場から完全に離れて社内に閉じこもってしまえば、自社が
継続的に成長していくうえで最も大切なものが見えなくなってしまう…
その大切なものとは何か?
それは…
●お金の落ちている場所がどこなのかというヒント
なんですね。
つまり、高井先生流に言えば、現場から遠ざかると、お金が落ちてるかどうかがわかる
嗅覚が完全に鈍ってしまうのです。
現場には経営のヒントがいっぱい隠されています。
経営者の皆さん、真の現場主義を大切にして、お金の落ちている場所をしっかり
認識する努力を怠らないように頑張っていきましょう!
大黒字の真っ黒けの優良経営をされておられる、50代半ばの社長ですが、
経営者の大先輩としての一言一言に大変重みがありました。
この社長の素晴らしいところは数限りがないのですが、今日は一つご紹介します。
それは…
●社長自ら現場の営業に東奔西走している
ということです。
年商20億円の規模にもなって、営業所が複数あり、営業部隊約20名近く
なると、社員に営業は任せきりでも何ら問題ないように思えます。
しかし、この社長は率先垂範で自ら売りをつくり、そればかりか自ら作った売りを
部下の手柄にしてやっているのです。
●私は経営者として営業にこだわりたい。
営業を核として、経営の舵取りを取っていきたい。
これが、この社長のモットーです。
私は、この話を聞いて「なるほど」と思いました。
ここまで会社が成長している本当の理由がよくわかりました。
●販売なくして事業なし
という言葉があります。
やっぱり売りがなくては事業は成り立たない。当たり前の話ですね。
組織がどんなに成長しても、売りだけは社員任せにすることなく、社長自ら
陣頭指揮を執り続ける。
この大切さが身にしみて、わかりました。
色んな会社を見ていると、ある程度組織が成長してくると、社長が億劫がって
「俺は営業部長じゃない!」とか言って、営業を社員に完全お任せ状態にする。
そして、自ら汗を流したり、売りを作ることから逃避する…
そういう会社はやはり一定の水準で完全に頭打ち状態になり、成長がストップして
いることが多いですね。
弁護士の高井伸夫先生の著書『3分間社長塾』の中に、以下の一説があります。
「優れた経営者の条件がある。
それは、お金の落ちている場所を具体的に指し示しながら、もう一方で経営理念
や経営哲学を語ることだ。
社内を見回ることだけを現場主義と勘違いしていてはいけない。
本当に役立つ情報が欲しければ、社長自らが顧客との接点を持つために外に
出る。
これが真の現場主義といえるのだ。」
経営者にとって最も大切な時間は、日常業務から解放されて、静かにじっくり
自社の方向性を考えるときです。
よって、いつも経営者が現場で走り回っているだけでは絶対ダメです。
だからといって、現場から完全に離れて社内に閉じこもってしまえば、自社が
継続的に成長していくうえで最も大切なものが見えなくなってしまう…
その大切なものとは何か?
それは…
●お金の落ちている場所がどこなのかというヒント
なんですね。
つまり、高井先生流に言えば、現場から遠ざかると、お金が落ちてるかどうかがわかる
嗅覚が完全に鈍ってしまうのです。
現場には経営のヒントがいっぱい隠されています。
経営者の皆さん、真の現場主義を大切にして、お金の落ちている場所をしっかり
認識する努力を怠らないように頑張っていきましょう!
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