「社長! そこにフェラーリが停まっています!」
顧問先に訪問し、社長と打合せをしていると、その会社の社員が興奮した声で
帰ってきた。
社長 「おお、そうか! じゃあ、先生ちょっと見にいってきていいですか?」
私 「どうぞ、行ってきてもらっていいですよ」
社長 「っていうか、先生と一緒に見にいきたいんですけど。
先生にも僕の欲しい車を見といて頂きたいんですよ。」
私「… わかりまし . . . 本文を読む
今日、大阪産業創造館にて新会社法に関するテーマでセミナー講師を務めた。
100名近い参加者があり、経営者の新会社法に関する関心の高さを改めて感じた。
今年5月施行予定の新会社法に関する情報は巷でたくさん飛び交っている。
大手書店では、ビジネス書売場に新会社法コーナーが出来るほどだ。
私も10冊以上の新会社法に関する書籍を読んだ。
しかし、残念ながら、どの書籍も「お金を残すためにどう対応すべき . . . 本文を読む
今回の騒動前、ライブドアの時価総額は8000億円と言われていた。
それに対し、ライブドアの前期の連結決算ベースでの税引後の利益は154億。
つまり、時価総額は何と利益の約50倍もの評価になっていたわけだ。
これが「株価上昇⇒資金調達⇒買収」というライブドアの急成長の原動力
となったサイクルを生み出していたことは言うまでもないであろう。
バブル時は「土地本位型資本主義」。
土地の含み益を担保 . . . 本文を読む
「今だったらよほど運の悪い人を除けば、株をやったら儲かるでしょう。
だから、株を始めましたよ。」
「3月まではよほどのことがない限り、株は上がるんじゃないですか。」
年明けから好調だった株式市場を見てか、私の周囲ではこんな声がちらほら
聞こえていた。
しかし、今回のライブドア・ショックにより、昨日は世界でも極めて異例な「東証
売買全面停止」というとんでもない事態が発生。
日経平均株価も連日 . . . 本文を読む
明日1月17日で、阪神大震災から丸11年になる。
私も震災当時、マンションの11階で被災し、このままマンションごと崩れ落ちて
死ぬんじゃないかと覚悟したほど、恐怖の体験をした。
昨年の震災丸10年の時と比べると、今年の1.17はマスコミの取り上げ方も
すごく小さい。
だが、6000人を超える命を一瞬にして奪った、あの大惨事は生涯決して忘れる
ことはないであろう。
昨年の震災10年のときに日 . . . 本文を読む
「今の時代、同じビジネスモデルで10年も20年も稼ぎ続けることは所詮
無理。だから、稼げる時に思い切り稼いでおく。そして、しっかり貯蓄する。
要は“勝ち逃げ”ですね。」
昨日、顧問先の歯科医院に訪問した時に院長先生がおっしゃられた言葉である。
この院長先生は、開業から数年で地域一番医院を築き上げられ、高収益の経営を
実践されている。
もっとすごいのは、現状の高収入に全く浮かれることなく . . . 本文を読む
先日の日経新聞に興味深いアンケートの結果が出ていた。
団塊世代のサラリーマンに「定年後に働く理由」をアンケートしたものである。
ベスト3は以下の通りであった。
第1位 … 十分な公的年金がもらえない
第2位 … 預貯金などの資産がない
第3位 … 退職金がない
第1位の公的年金の問題は確かに深刻だ。
国民の年金制度の不信感からか、国民年金の未納率は40%近い。
社会保険庁は、この事態を深刻 . . . 本文を読む
年明けから景気の良いニュースが飛び込んできている。
日経平均株価は上昇。百貨店の初売りも前年比で二桁の伸び。
年末のニュースでも消費者物価指数がアップしているという。
キャノンの御手洗社長も「デフレはそろそろ脱却だと思う」と言われていた。
こういった時流の動きから何を読み取るべきか?
私も色んな経営者とお話していて、「うちは安くて良いものをつくることを
モットーとしています」と言われる方が . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
社長のお金に関連する今年のビッグイベントは、大きく2つあります。
1つは、新会社法施行です。
そして、もう一つは、税制改正です。
今年の5月あたりに施行といわれている新会社法。
ご承知の通り、これにより新たに有限会社が設立できなくなります。
従来は、ほんとは株式会社にしたかったのに、資金不足のため、やむなく
有限会社に . . . 本文を読む