goo blog サービス終了のお知らせ 

ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

「第二領域」先延ばしに明日はない?

2013年03月04日 | 日記
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」

と言われるが、的をついたフレーズだとしみじみ思う今日この頃。

私たち会計事務所業界は只今、所得税の確定申告期間が佳境に
入ってきた。

スタッフの皆は連日よく頑張ってくれている。



仕事の領域でいえば、

▼第一領域 … 緊急性が高く、重要性も高い業務

に業界全体が追われている。

こうした状況になると、【投資の時間】が先送りになりがち…


メリル・E・ダグラス著『「ダラダラ癖」から抜け出すための
10の法則』(日本経済新聞社)にこんな記述がある。

(下記引用)

「物理の教科書から学んだところによると、人間の身体は一度
 休息すると休息し続ける傾向があるという。

 運動を維持するよりも、それを始める時の方が大きな力がいる
 のである。

 引き延ばし癖を克服するには、そうした惰性ー新しい行動に
 移りたがらない傾向ーを克服しなければならない。

 しかし、逆の見方をすれば、いったん行動が始まれば、それが
 続く可能性は大きくなるということである。

 難しいのは出だしである。」

(引用終わり)


私が個人的にこのことを身に染みて感じるのは、フィットネス
クラブに行っているとき。

目標は週2回。

しかし繁忙期に入ると、どうしてもブランクが空きがち…

久しぶりに行ったときはまさに上記の状態に陥り、トレーニング中
も身体が重い…

忙しいのを言い訳に、運動をさぼっていると疲労が蓄積し、かえって
仕事の生産性が低下してくる。

やはり運動の習慣は大切です。



また特に経営者が気を付けないといけないのは、

▼第一領域(緊急性&重要性の高い仕事)に追われるあまり、
 第二領域(緊急性は低いけど重要性が高い仕事)が先送り

になること。



第二領域を「TOMORROW(また明日)」と先送りし続けていると、
組織の成長はストップしてしまう。

「TOMORROW = 明日」

という意味だが、“現場べったり”の社長が率いる組織に
決して“明るい日”なんて待っていない。

明日はないのだ。

私自身、過去の自分に反省…



経営者はいかなる時も「第一領域」の引力に負けないように
心すべし。

今日も社長業を楽しみましょう。




最新の画像もっと見る