日経トップリーダー誌4月号の『社長200人アンケート』
の結果をシェアさせて頂きます。
今月は「安倍政権の中小企業対策」に関する回答。
Q.昨年末に安倍政権が発足した後、あなたの会社の
経営状況はどう変わりましたか?
A.(1)ポジティブ回答計【48.5%】
(内訳)
*変わらないが、明るい兆しが出てきた 47.0%
*売上高が伸びた 1.5%
(2)ネガティブ回答【47.5%】
(内訳)
*変わらないが、今後厳しくなる
と見ている 37.5%
*売上高が減った 10.0%
最近の日経新聞の記事を見ても、明るい話題が目立ちます。
この『社長200人アンケート』でも確かに【ポジティブ回答】
が多い(48.5%)。
ただポジティブとほぼ同じ割合で【ネガティブ回答】があった。
(47.5%)
私はこの数字を見て、
「さすが! 日経トップリーダーを読む社長は違うな。」
と思いました。
ネガティブ回答が多いのは、中小企業を取り巻く経営環境が
大変厳しいという面もありますが、それよりも大きいのは、
【悲観的】に準備し、【楽観的】に行動する
【最悪】を想定し、【最善】を尽くす
という「できる社長の二面性」をある意味、表現している
と解釈できるからです。
社長に「プラス思考」「ポジティブ思考」が大切なのは
当たり前。
優秀な経営者はプラス思考だけでなく、
「マイナス思考」も持ち合わせているもの。
つまり、できる社長は「二重人格者」なのです。
プラス思考一辺倒でアクセルを踏み続けてきた結果、
多額の銀行借入を背負ってしまう羽目になり、
資金繰りに四苦八苦し、お金で痛い目に遭う
という事態は、私も税理士として嫌というほど
見てきました。
プラス思考だけでなく、
健全な「マイナス思考」「悲観主義」は絶対持つべきです。
「もうわが社は安泰だ」
そういう心が社長に芽生えたときは危ない。
危機感なきところに成長なし。
今日も社長業を楽しみましょう。
追記 写真は、松岡修造氏の著書『人生を強く生きる83の言葉』
(アスコム刊)の本文より抜粋された言葉を表現したもの
です。特に社長に当てはまるフレーズですね。
の結果をシェアさせて頂きます。
今月は「安倍政権の中小企業対策」に関する回答。
Q.昨年末に安倍政権が発足した後、あなたの会社の
経営状況はどう変わりましたか?
A.(1)ポジティブ回答計【48.5%】
(内訳)
*変わらないが、明るい兆しが出てきた 47.0%
*売上高が伸びた 1.5%
(2)ネガティブ回答【47.5%】
(内訳)
*変わらないが、今後厳しくなる
と見ている 37.5%
*売上高が減った 10.0%
最近の日経新聞の記事を見ても、明るい話題が目立ちます。
この『社長200人アンケート』でも確かに【ポジティブ回答】
が多い(48.5%)。
ただポジティブとほぼ同じ割合で【ネガティブ回答】があった。
(47.5%)
私はこの数字を見て、
「さすが! 日経トップリーダーを読む社長は違うな。」
と思いました。
ネガティブ回答が多いのは、中小企業を取り巻く経営環境が
大変厳しいという面もありますが、それよりも大きいのは、
【悲観的】に準備し、【楽観的】に行動する
【最悪】を想定し、【最善】を尽くす
という「できる社長の二面性」をある意味、表現している
と解釈できるからです。
社長に「プラス思考」「ポジティブ思考」が大切なのは
当たり前。
優秀な経営者はプラス思考だけでなく、
「マイナス思考」も持ち合わせているもの。
つまり、できる社長は「二重人格者」なのです。
プラス思考一辺倒でアクセルを踏み続けてきた結果、
多額の銀行借入を背負ってしまう羽目になり、
資金繰りに四苦八苦し、お金で痛い目に遭う
という事態は、私も税理士として嫌というほど
見てきました。
プラス思考だけでなく、
健全な「マイナス思考」「悲観主義」は絶対持つべきです。
「もうわが社は安泰だ」
そういう心が社長に芽生えたときは危ない。
危機感なきところに成長なし。
今日も社長業を楽しみましょう。
追記 写真は、松岡修造氏の著書『人生を強く生きる83の言葉』
(アスコム刊)の本文より抜粋された言葉を表現したもの
です。特に社長に当てはまるフレーズですね。