昨日に続き、時間とお金に相通ずる考え方をお話したいと思います。
会計の世界では、
★固定費 … 売上いかんにかかわらず、毎月一定額かかる経費
(例)人件費、テナント家賃
★変動費 … 売上の水準に応じ、上げ下げの動きがある経費
(例)仕入原価、広告宣伝費
の2種類ありますね。
同じように、時間にも固定費と変動費が存在すると考えることができます。
★「時間の固定費」の例 … . . . 本文を読む
顧問先のお客様をご訪問していると、病気になられたとか、
体調を崩されたというお話を聞くことがあります。
先日も中国出張中に椎間板ヘルニアで全く立ち上がられなく
なって大変だったという社長さんがいらっしゃいました。
そういうお話を聞くたびに痛切に感じさせられるのは、
★会社の重要な経営資源 = 社長の健康
ということです。
体がだるく、しんどい…
太り気味で体脂肪がどんどん増えてきた . . . 本文を読む
「当たり前のことを当たり前に徹底してやる」
これは松下幸之助氏の名言ですね。
この言葉を今まで以上に愚直に進めていかねばならない
と私たち経営者が肝に銘じなければならない状況が生ま
れそうです。
今朝の日経新聞によれば、消費増税が衆院を通過した
とのこと。
政治に関する批評やコメントは政治評論家の方々にお任せ
するとして、私たち経営者が現実として受け止めるべきこと。
それは…
★2 . . . 本文を読む
★一事が万事
ということわざがありますね。
一つのことから他のすべてが推測できるという意味です。
昨日の在庫のお話の続きになりますが、私の経験則上、在庫
管理のあり方を聞けば、決算書の内容を見なくても、儲かる
経営が実践されているかどうかわかります。
簿記の仕訳において、期中の在庫の動きを忠実に表現する
には限界があります。
そこで、利益調整の項目として在庫が用いられるということ
. . . 本文を読む
先日顧問先のお客様を訪問したときに新規ビジネスの立ち上げについて
相談を受けました。
先の読めない今日の中で、過去延長線上の商品サービスにしがみついて
いるだけでは明日は見えませんね。
これは私たち会計事務所も含め、日本中の全ての中小企業に共通する
課題です。
ただ新規ビジネスの構想を練る際に大切なのは、儲かるビジネスの
セオリーをきちんと踏まえているかどうか。
その一つに
★在庫を . . . 本文を読む
今朝は社内恒例行事のバースデーサークルを開催しました。
お互い椅子に座って、見つめ合いながら(?)
「○○さんがこの世に生まれてきてくれて、ほんとうによかったです。」
というフレーズで始まり、メンバーの良いところについて言葉をかけながら、
お誕生日を祝う儀式です。
今回お誕生日席に座ったのは、パートスタッフでした。
どこの組織でもパートの存在は大きいと思います。
作業レベルの仕事を . . . 本文を読む
昨夜、満を持して日本生命・小山支社にて講演しました。
約70名のご参加がありました。
テーマは、生前贈与対策です。
通常誰しも共通する相続財産というと、
★自宅不動産(建物&土地)
になりますね。
ただ建物の場合、築年数が長くなると必然的に固定資産税
評価額は下がってくる。
また土地についても一定の要件を満たせば、
◎小規模宅地の特例 ⇒ 相続税評価額80%オフ
があります。
. . . 本文を読む
「行くべきか? とどまるべきか?」
昨日は台風情報を見ながら、そんな判断を迫られていました。
翌日に栃木にて講演のスケジュールが入っていたからです。
台風情報を見ると、
関西から首都圏にかけて、ちょうど昨日から今日にかけて暴風雨
圏内に入っているではありませんか…
もし新幹線が止まったり、ダイヤが乱れて、開始時間に講演会場に
行けないという事態は絶対に許されません。
講師が時間通りに舞 . . . 本文を読む
顧問先のお客様に向けて、本日『CDマガジン』をお送りしました。
このCDは週刊メルマガ「3分でわかる! できる社長はお金を
どう残しているのか?」のお申込み特典としてお配りしているもの
ですが、当然ながら私どもにとって大切な存在である顧問先様にも
お渡ししなければなりませんね。
今回のCDマガジンは特大号で、収録時間約56分。
『社長がお金で失敗するパターンを知ろう!』というコンテンツで . . . 本文を読む
私たち会計事務所の人間が日々の仕事の中で腐るほど(?)見ている
のが「決算書」です。
決算書の数字とは、日々の取引を表現した「簿記の仕訳」の集合体。
簿記の歴史は大変古く、何と600年以上も前に発案!
ヴェニス地方で商人たちが行っていた記帳法を記述したもので、1つの
取引を借方と貸方に記録する(いわゆる複式簿記)方法ですね。
そして日本に西洋式簿記が入ってきたのが明治6年。
日本で一 . . . 本文を読む
先日クライアントを訪問したとき、話題に上がったのが
日本の「累進税率」。
累進税率とは、所得が高くなれば高い率が課せられる構造の
税率をいいます。
例えば、私たち個人が暦年(1~12月)に稼いだお金にかかる
所得税の場合、6段階の税率構造になっています。
最高税率は40%。住民税10%と合わせると50%に到達します。
課税総所得1800万円超になると、この税率が適用されます。
このメカニ . . . 本文を読む
昨夜は群馬県伊勢崎市に遠征しました。
日本生命・太田支社主催の相続対策セミナーの講師を務めるためです。
約70名のご参加がありました。
「いま、相続・贈与はこう進めなさい!」という演題。
この“いま”に込めた思い。
それは時流を意識し、戦略的に生前贈与を進めてほしいというものです。
ビジネスには3つの利益があるといわれます。
●努力利益 … 足し算型
●戦略利益 … 掛け算型
● . . . 本文を読む
相続の相談を受けていると、遺言書の有無はポイントに
なります。
遺言があるからといって、法的に100%強制力がある
わけではありません。
あくまで故人の希望を記したものにすぎません。
最終的には「遺産分割協議」で相続人の合意がなされて
初めて相続が法的に成立するわけです。
しかし…
身内がお亡くなりになった後の財産分配で遺族間でもめる。
その結果、話がまとまらないということが起こる . . . 本文を読む
先日、相続対策に関するセミナー講師を務めた時に78歳の
女性の方から、こんなお話を聞きました。
その女性のご主人は親より先に若くして亡くなり、その後
息子の嫁として自分が、主人の父親を献身的に介護して
あげたそうです。
それなのに…
義父が亡くなった時、自分には一切の財産を分けてもらえず、
ほんとうにつらい思いをしたとのこと。
義父は結局、義母と息子(義父の孫)にだけ財産を渡した
そうで . . . 本文を読む
初対面の人と出会った時に大切なのは、
★プラスの痕跡を残す
ことですね。
こうした心がけが人とのご縁を生みます。
このことは税務調査にも当てはまると考えています。
つまり、会社として初めて受ける調査の際は税務署に対し、
プラスの痕跡を残さなければなりません。
顧問先のお客様に対し、私が初の調査時にいつもこう言って
います。
「今回は会社としてのお初の調査ですから、ある意味“社運”
. . . 本文を読む