人間にとってマイナスのエネルギーをもたらす感情は、
「不満」と「不安」。
例えば、
▼親元にいれば【不満】が募る
けれども、
▼親元を出れば【不安】に変わる
また、
▼従業員でいると【不満】が募る
けれども、
▼独立起業すれば【不安】に変わる
同じマイナスの感情でも、どちらがよいかというと【不安】。
私が独立起業した直後に身に染みて感じたのは、変なストレス
から解放された . . . 本文を読む
私は外部セミナーを受けに行くのが大好きだ。
自分の知らなかった新しい情報にふれることができるのは
至福の時。
限られた情報にのみ触れ、間近にいる人とだけ付き合っていると、
「今いる環境が世界のすべて」
と大いなる勘違いが生まれる。
特に経営者の場合、最も怖いのはひとたび“お山の大将”になって
しまうと、他の山を見ようとしなくなること。
そうこうしているうちにジリ貧になって、会社も個 . . . 本文を読む
「税は政なり、政は税なり」といわれるように、
税制には日本政治の考え方や方針が表現されている。
例えば、平成25年度税制改正の一つに、
▼「グリーン投資促進税制」の【拡充】
というのがある。
内閣官房の国家戦略室から発表されている、
「11の成長戦略と38の重点施策」
の中に【グリーン成長戦略】も含まれている。
「グリーン投資促進税」の節税チャンスは、
エコ関係の設備投資を . . . 本文を読む
確定申告真っ只中。スタッフの皆は日々よく頑張ってくれている。
このような超繁忙期の中で、会計事務所の経営者として
どんな動きをすべきなのか?
こう自問自答した時に参考になるのが【英国海軍】。
英国海軍では、兵隊に塹壕を掘らせるとき、将校は絶対に
手伝わないそうだ。
それは兵隊のやる仕事だからだ。
その代わり、将校は雨が降っても傘を差さず、 レインコートも
着ずに立っている。
そし . . . 本文を読む
私の持論に「社長業 = 究極のハイリスク請負業」というのがあるが、
経営には常にバクチの要素が存在する。
本当のギャンブルの世界では、こんな説があるそうだ。
アマチュアのギャンブラーは、自分に都合の良いカードが
出るように願ったり祈ったりする。
それに対し、プロは自分に不利なカードが回ってきたときのことを
考えながら行動する。
これは経営者のあるべきマインド
「最悪を想定し、最善を尽 . . . 本文を読む
今日のような先行き不透明なご時勢では、一進一退が続く日々。
水前寺清子さんの名曲『365歩のマーチ』の歌詞にあるように、
「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる」
という状態にあるという組織も多いかもしれない。
ただそもそもこの歌には、水前寺さんご自身は当初乗り気になかった
というエピソードがある。
彼女は元々ド演歌で、着物を着て歌っていた。
そんな中で突然、次の持ち歌として . . . 本文を読む
「最初に言わせてほしい。
私は誰よりも車を愛し、誰よりもトヨタを愛している。
すべてのトヨタ車には私の名前が入っている。
車が傷つくことは、私自身の体が傷つくことに等しい。」
これはトヨタ自動車で14年ぶりに創業家出身の社長に就任した
豊田章男社長の言葉。
2009年8月に米国で高級車レクサスが暴走し、乗っていた
家族ら4人が事故死し、米運輸局が調査に乗り出す。
そんな中、力強 . . . 本文を読む
平成25年度税制改正大綱の中で発表された【減税メニュー】
の一つに、
▼接待交際費の損金算入枠の拡充
がある。
具体的には、
(現行)年間600万円まで、90%損金算入(10%損金不算入)
(改正)年間800万円まで、100%損金算入(損金不算入ゼロ)
となった。
適用時期は、
平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間に
開始する事業年度。
元来、交際費には損金算入 . . . 本文を読む
さあ、いよいよ始まった。
われらのシーズン到来だ!
★所得税確定申告
2月18日から申告書の受付が全国の税務署で一斉にスタート。
3月15日(金)まで、会計事務所業界の戦いは続く。
事務所によっては、この時期は日付変更線を超えて残業する
ところもあるのだとか。
最後は体力勝負の様相…
忙しいのは嬉しい悲鳴だが、超繁忙期だからこそ、従業員の皆が
仕事をいかに効率的に進めることがで . . . 本文を読む
今日のような激動期において安定経営を目指すならば、
収益の柱は一本ではいけない。
いま関西では、パナソニックやシャープの下請企業が
経営危機に陥っているケースが多いという。
来たるべき想定外の事態は、どこから、どういう球として
飛んでくるかわからない。
よって、収益モデルは複数分散型であることがベストだ。
中小企業が一定レベルを突き抜けて稼ぎ続けるには【多角化】
しかない。
最初から . . . 本文を読む
「収入もそこそこ入る。自分の将来これで安泰」
そんな気持ちが出てくると、知らぬ間に頭が固くなり、
発想の転換もできなくなる。
このあたりから、経営者に危険が忍び寄ってくるように
思う。
具体的な数字でいえば、
▼年収2000万円
を継続して取れるようになると、金銭的な満足度を得る
経営者は多い。
確かに国税庁「民間給与実態統計調査」によると、
▼年収1000万円以上 … 5.9%
. . . 本文を読む
かつて「種の起源」でチャールズ・ダーウィンは言った。
「強い者が生き残るのではない。変化に対応できるものが
生き残るのだ。」
時代の大きな変わり目の中で経営の舵取りを行っていく
うえで、この言葉をかみしめたい。
社長の最重要任務とは何か?
それは、世の中の流れを正確に読み取って、将来の大きな
方向づけをすること。
どんなに素晴らしいマネジメントをしても、
従業員みんなが懸命に働 . . . 本文を読む
「街角景気、改善続く」
「株 脱危機モード 鮮明」
など日経新聞の記事でも明るい話題が最近目立つ。
年初から株高となり、金融市場が活況を呈している。
アベノミクスも今のことろ、かなりポジティブな効果を
生んでいるようだ。
今年は「復活」、「再生」の年に本当になる?
このような状況の中で、私たち経営者が心得ておく
べきこと。
それは、
▼日本経済を長期的に見て、「次の谷」に備える . . . 本文を読む
「雇用はすべてを救う」というお話をしたが、
▼情
▼見栄
▼欲望
といったアナログ面だけで増員するのは絶対タブーである。
ここでキーワードとなるのが、
「1人当り粗利益」
という労働生産性のモノサシ。
労働生産性のアップなくして、従業員の待遇改善も、増員も
何もあったものではない。
これが【経営の鉄のルール】。
労働生産性を無視し、場当たり的に人員を増やしてきた会社は
要注意 . . . 本文を読む
平成25年度税制改正大綱において拡充された項目の一つに、
▼雇用促進税制
がある。
これは従業員を1人増やすと【税額控除】が受けられるメニュー。
具体的には【年間10%以上&2人以上】の従業員を増やした場合、
▼増員1人当り20万円の税額控除OK
という制度で、政府の雇用対策の一環として平成23年度の税制改正
にて導入された。
3人増えれば単純計算で60万円、5人増えれば100万円だ . . . 本文を読む