消費税率アップは凍結？

自民党が参院選で大敗を喫したのは、記憶に新しいところですね。

この政治の流れが、税金にも影響してくることが今日の日経新聞で大きく報じられ
ていました。

最近言われていた税制の将来の流れは…

●消費税率アップ

●法人税率ダウン

でした。

特に消費税については、今年の秋ごろから議論を始め、来年の税制改正大綱に明記
されるのが、政府の規定路線でした。

しかし、消費税率の現状維持を唱える民主党が参院選で大勝したため、どうも
風向きが変わってきたようです。

つまり、現状ベースの税制が当面は続き、抜本的な改革は先送りの様相が出て
きたのです。

これにより、年金財源の確保難の問題解決が不透明になります。

ただ中小企業大増税の流れがある中で、経営者の立場からすれば、当面の消費税率
アップが凍結になりそうな動きは朗報かもしれません。

我々税理士にとっても、消費税は赤字でもかかるので、頭の痛い税金です。

税金は、政治が絡みますので、ほんとに目が離せないですね。


「お金が残る経営」を目指すための私の持論は…

●「企業＝環境変化適応業」の意味をお金に置き換える

つまり、最新の税制の動きにはしっかりアンテナを張っておく大切さです。

ということで、私も税理士として、税金の“トレンディーさ”は意識して
追いかけていますので、随時情報発信していきます。


今日で高校野球も終わりましたが、ほんとに暑い日が続きますね。

夏バテしないように、お互い体調管理に頑張りましょう！