tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

山添村「布目の里 屋台祭」は12月22日(日)開催!(2019 Topic)

2019年12月21日 | お知らせ
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」会員は交代で、奈良テレビ放送の情報番組「ゆうドキッ!」の月曜日(グルメ情報)と木曜日(お出かけ情報)にレギュラー生出演している。12月19日(木)に出演したのは、奈良まほろばソムリエの会の女神!藤井哲子さんだった。

藤井さんのコーナーで紹介されたのが山添村の「布目(ぬのめ)の里 屋台祭(やたいまつり)」、12月22日11:00~15:00に開催されるそうだ(小雨決行)。ウォーカープラスの「布目の里屋台祭2019」によると、

みんなで“わいわい”屋台祭り
令和元年の最終イベント!みんなで“わいわい”屋台祭りを楽しもう。寒い冬に温まるメニューがたくさん用意される。ゴロゴロおでん・豚汁と山添産新米おにぎり・杵と臼でお餅つき・新鮮な野菜の販売など、盛りだくさん。隣接するわんぱくどうぶつえんは入場料無料! ちいさな動物たちと触れ合える。シンボルのヤギタワーの螺旋階段をヤギが登るよ!

イベント情報(詳細)
開催場所 布目の里 [地図]
開 催 日 2019年12月22日(日)
開催時間 11:00~15:00
電話番号 0743-89-0640 布目の里
住  所 山辺郡山添村桐山32
アクセス [車]山添IC及び針ICより約15分 [公共交通]奈良交通「大橋バス停」より徒歩5分
駐 車 場 15台(駐車場無料)
カテゴリ 体験イベント・アクティビティ フリーマーケット 子供と
ホームページ 公式ホームページほか、関連サイトはこちら

子どもさんも、そろそろ冬休み。今年最後のアウトドアは、ぜひご家族で山添村布目の里へお出かけください!

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上村松篁が描く「万葉の世界展」(松伯美術館)、2月2日(日)まで開催中!(2020 Topic)

2019年12月20日 | 万葉集
登美ヶ丘の大渕池畔にある松伯(しょうはく)美術館(奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号)は、本年(2019年)12月13日、1994年(平成6年)の開館から25年目で来館者80万人を突破した、おめでとうございます!本日(12/20)付の奈良新聞に紹介されていて、上村淳之館長は「西洋画と日本画の違いがわかりにくくなっている今、文化庁が京都に移ることもあり、京都やここを拠点に日本画の、日本文化の発信の中心としていきたい」とコメントされていた。

そんな松伯美術館では、「令和元年記念 上村松篁が描く 万葉の世界展」が開催されている。井上靖著『額田女王(ぬかたのおおきみ)』の挿絵原画124点が、万葉歌とともに展示されている。圧巻は松篁氏の大作「万葉の春」(近鉄グループホールディングス株式会社所蔵 松伯美術館管理)だ。来年(2020年)1月11日(土)14:00~15:00には、上村淳之館長による「美術講演会」も開催される(聴講無料、但し入館料は必要。事前申込不要)。同館の公式HPによると、

万葉の世界展~「額田女王」挿絵原画を楽しむ~
(年末年始 12月23日(月) ~ 1月3日(金) は休館)

万葉の歌は、時を越えて歌い継がれ今日でも多くの人々に愛されています。人々の純粋で繊細な感情や自然と向きあう真摯な姿は歌の中で生き生きと力強く、また優雅に表現されています。日本画家上村松篁も、おおらかで心豊かな万葉の世界に憧れ、若い頃から万葉歌を愛読し、自らの絵の制作の糧としてきました。

本展では、昭和43年1月から昭和44年3月にわたり「サンデー毎日」に連載された井上靖氏の歴史小説「額田女王」に添えた松篁の挿絵原画124点を、物語を追いながら各場面で歌われる万葉歌とともに展示します。また松篁の描いた万葉の世界の集大成ともいえる超大作「万葉の春」や、万葉歌に歌われている鳥や花を描いた松篁・淳之の花鳥画もあわせてご覧頂きます。

展覧会名 万葉の世界 展~「額田女王」挿絵原画を楽しむ ~
開催期間 2019年12月7日(土)~2020年2月2日(日)
主  催 公益財団法人 松伯美術館
休 館 日 月曜日(但し1月13日(月・祝)は開館、翌日1月14日(火)は休館
 年末年始12月23日(月)~1月3日(金)は休館)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
入 館 料 大人(高校生・大学生を含む) 820円 小学生・中学生 410円
※20名以上の団体は1割引
※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引

●駅営業所で販売する割引入館券
大人(高校生・大学生を含む) 650円(通常料金は820円)
小学生・中学生 320円(通常料金は410円)
[ 販売期間:2019年11月25日(月)~ 2020年 2月2日(日)]
割引入館券を近鉄の駅営業所にて販売しております。
※駅営業所の詳細は青字部分をクリックしてご確認ください。
※学園前駅では販売しておりません。
※次回以降の展覧会につきましても、引き続き駅営業所で販売いたします。
(駅営業所の詳細は青字部分をクリックしてご確認ください)
●奈良市ななまるカード(優待乗車証・老春手帳)の取扱いについて
平成27年4月1日より、入館料金の50%をご負担頂くこととなりましたので、ご理解くださいますようお願いいたします。なお、特別展は従来通り全額のご負担となります。

美術講演会(展示室にて開催)内容:展覧会の内容に沿った講演をします。
上村淳之(松伯美術館 館長) 2020年 1月11日(土)14:00~15:00
※聴講無料、但し入館料が必要です(事前申込は不要)。
 着席数は約50席(立席で聴講いただいて結構です)。


皆さん、ぜひ足をお運びください!
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「濃とんこつラーメンICHIBOU」(生駒市)と「つけ麺いちびり」(橿原市)/TAR-KUNの「超おすすめ!絶品ラーメン」(ええ古都なら)

2019年12月19日 | グルメガイド
南都銀行が提供する観光サイト「ええ古都なら」、下半期はラーメン王子ことTAR-KUN(林岳史さん)が月2回程度のペースで「超おすすめ!絶品ラーメン」(「グルメ」コーナー)を連載している(林さんのブログ「麺バカTAT-KUN~全国制覇の野望」は、こちら)。
※トップ写真はICHIBOUの豚骨ラーメン


こちらはつけ麺いちびりのつけ麺

12月11日付で紹介されたのは「濃とんこつラーメンICHIBOU」(生駒市・深い味わいの中に秘めた可能性を追求し広げ続ける“バラエティー豚骨”)と「つけ麺いちびり」(橿原市・老若男女に愛される名店が次に挑戦するのは関西でも少ない“つけ麺専門店”)だった。ぜひご覧ください!
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「スーツ離れ」で紳士服チェーン、生き残りをかけ多角化を模索

2019年12月18日 | 環境問題
先日、当ブログに《「ビジネスカジュアル」で、ラクラク出勤》という記事を書いた。「動きやすいし、長年のタンスの肥やしは生かせるし、いいことずくめです」と業界関係者に打ち明けると「スーツ離れのせいで、紳士服チェーンは軒並み大変なのですよ」とのことだった。
※トップ画像は、洋服の青山のサイトから拝借した

早速、ネットで検索すると、《市場7割減「スーツ屋」多角化に挑む事情》《スーツ販売「青山」と「AOKI」の儲けの構造 事業多角化と気になる売上高の減少傾向》《「スーツ離れ」2大紳士服店に打撃 青山商事とAOKIが最終赤字に》などなど、ヤバい記事が続々とヒットした。その中の1つ《生き残りをかけた紳士服チェーンの戦略》(2018.4.14付)によると、

軍配が上がるのは多角化か本業重視か?
AOKI、青山、コナカ、はるやま。アマゾン進出への対策にも違い


紳士服業界大手で「非スーツ」の多角化が進む
紳士服業界は大手4社と呼ばれます。首位は青山商事、2位のAOKIホールディングス、3位コナカ、4位はるやまホールディングスです。これらが今、厳しい経営環境にさらされています。背景にあるのは市場の急激な縮小です。団塊世代の退職やクールビズの広がりなどにより、スーツを着る人が減っているのです。総務省の調査によれば、スーツ市場はこの10年間で30%も減ったとされています。

今後、少子化などにともない、スーツ市場はさらに縮小することが予想されます。生き残りをかけて、各社ともに新たな取り組みを進めています。その一つが「非スーツ」の多角化です。

大手4社の中で、早くから多角化を進めてきたのがAOKIホールディングスです。連結子会社を通じて、結婚式場・披露宴会場の運営、カラオケ・複合カフェ・フィットネスクラブの運営などの事業を行っています。同社グループでは現在、ファッション以外の売上構成比が4割近くに達しています。近い将来にはそれを5割にするとしています。

コナカは、グループ企業であるコナカエンタープライズがフランチャイズ(FC)で、『大衆食堂 半田屋』、『とんかつ専門店 かつや』、『からあげ専門店 からやま』などの飲食店のほか、『スペースクリエイト 自遊空間』(インターネットカフェ・漫画喫茶)などを展開しています。

『洋服の青山』などを展開する青山商事は、100%出資の子会社globが物語コーポレーションと FC契約を締結し、焼き肉店の『焼肉きんぐ』、寿司・しゃぶしゃぶ店の『ゆず庵』などを経営しています。同社は2015年、鍵の複製や靴の修理を手掛ける『ミスターミニット』を運営するミニット・アジア・パシフィックも買収しています。

多角化に走らず独自の戦略を進める「はるやま」
AOKI、青山、コナカが「非スーツ」の多角化を進める中、独自の戦略を展開しようとしているのが、業界4位のはるやまホールディングスです。多角化には走らず、オリジナル商品などの「本業」に力を入れています。創業二代目の治山正史社長は「スーツで日本を健康にする」宣言をかかげ、健康をサポートする機能性商品の開発を積極的にすすめています。

2016年に販売を開始した、重さや窮屈感を3分の1に軽減した「ストレス対策スーツ」や、ノーアイロンシャツなどが人気で、2期連続増収増益と業績も好調です。2018年3月には、紳士服業界で初めて「ハイドロ銀チタン」を搭載したスーツ「ハイドロ銀チタン スーツ」の販売も開始しました。


結婚式場、フィットネスクラブに飲食チェーンとは、紳士服業界も大変なのだ。10年で△30%ということは、30年たつとほぼゼロになるではないか!銀行業界までが「ビジネスカジュアル可」になる時代が来るとは、誰しも予測できなかったのだろう。しかもダウンコートやダウンベストで「暖房温度を低くできて、地球環境にもやさしい」となれば、反対意見も出にくいことだろう。しかも、いちど「ビジネスカジュアル」の快適さに慣れてしまうと、なかなか後戻りはできない。

かつての「安売りスーツ」の登場は、我々サラリーマンにとっては福音だった。ツキムラのリーズナブルなオーダースーツも、よく利用させていただいた。長年お世話になった紳士服業界の皆さん、ぜひ多角化や機能性スーツの開発などで、生き残りを図ってください!
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数学の問題を記した絵馬が残る弘仁寺/毎日新聞「やまと百寺参り」第35回

2019年12月17日 | やまと百寺参り(毎日新聞)
NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は『奈良百寺巡礼』の刊行を記念して毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまと百寺参り」を連載している。12月12日(木)に掲載されたのは《知恵の菩薩に「算額」奉納/弘仁寺(奈良市)》、執筆されたのは奈良市在住の久門(くもん)たつおさんだった。『デジタル大辞泉』によると算額(さんがく)とは

創案した数学の問題やその解法を書いて社寺に奉納した絵馬。江戸時代中期に始まったとされ、和算家や市井の数学愛好家らが、数学の問題が解けたことを神仏に感謝するという意味合いがあった。また、あえて難問を出して解答を求めたり、その解答のみを記した算額を奉納したりすることも行われていた。額面題。

私は算額のことを御菓子司たばや(磯城郡川西町大字結崎)の「算額最中(もなか)」で知った。とても興味を持ったので当ブログでも、「算額最中」という記事にして紹介した。弘仁寺で算額の現物を拝見したのは、ずっと後のことである。では記事全文を紹介する。



平安時代初期に空海が創建に関わったとされる、元号寺院の古刹。山門をくぐると高台に建つ県指定文化財の本堂のどっしりとした姿が望めます。その軒下で異彩を放っているのが数学の問題や解法を記した絵馬の算額。2点あり、ともに奈良市指定文化財です。

正面は1858(安政5)年奉納で縦1.22㍍、横2.43㍍。和算家の石田算楽軒(さんがくけん)の文字、その姿は彩色で描かれ、隣に問題と答え。算楽軒はこの地域の人で、大和内外の多くの門弟の名前も並んでいます。正面左側の一回り小さいほうは1827(文政10)年奉納。現在の天理市南六条町の和算家、奥田政八らが奉納したもので、計算で使う算木が描かれています。

江戸時代、算額の社寺奉納が流行し、全国で約900点、県内には5点伝わっています。石田算額には全国でも最多とされる49桁(けた)の数字が登場、奥田算額は珍しい9乗根を求めた問題です。秘仏の本尊・虚空蔵(こくうぞう)菩薩立像は知恵にご利益をもたらすとされ、この寺への奉納につながったとみられています。(奈良まほろばソムリエの会理事 久門たつお)

(宗派)高野山真言宗
(住所)奈良市虚空蔵町46
(電話)0742・62・9303
(交通)JR・近鉄奈良駅からバス「窪之庄南」下車、徒歩30~40分
(拝観)9時~17時(3~11月)、9時~16時(12月~2月)
(駐車場)有(無料)


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