tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

川上村ホテル杉の湯で、恒例の「柿の葉寿司祭(まつり)」が開催されました!(2019.12.5)

2019年12月22日 | 観光にまつわるエトセトラ
私はホテル杉の湯(吉野郡川上村大字迫)で年4回(3月、6月、9月、12月)、ホテル従業員や村民向けに「シリーズ講演会」を開催している。申し込み不要、参加費も無料という気軽な講演会である。次回は2020年3月18日(水)15:30~17:00「信長の野望 v.s. 光秀の反逆」のタイトルで実施する(第23回=末尾のチラシご参照)。


この写真とトップ写真は、ホテル杉の湯支配人の柳本泰男さん

前回(第22回)は12月4日(水)「やまと古寺巡礼(2)五條・葛城」のタイトルで開催した。講演の日は杉の湯に宿泊して翌朝に帰るのだが、12月5日(木)に「柿の葉寿司祭」があることを知ったので、見学させていただいた。同祭は春と秋の年2回、開催されている(今秋は12月にずれ込んだ)。柿の葉寿司は日本遺産の「構成文化財」に認定されている。同村のHPには、


指導される徳岡さん(「草もち・柿の葉すし 徳岡」)

塩でしめた鯖の押し寿司を柿の葉で包んだもの。柿の葉には初夏の新緑、秋の紅葉した柿の葉どちらも食欲をそそります。川上村の家庭の味。お店ごとに微妙に違う味を楽しみませんか。日本遺産「森に育まれ、森を育んだ人々の暮らしと こころ~美林連なる造林発祥の地“吉野”~」の構成文化財の1つとして認定されました(平成28年)。


こちらは中平さん(「中平商店」)

当日は「草もち・柿の葉すし 徳岡」(大字西河167-2)のご主人と、「中平商店」(大字迫1334-32)の女将さんが指導に来られていた。「柿の葉寿司祭」の様子は、支配人の柳本泰男さんがご自身のブログで紹介されているので、以下に全文を引用させていただく。


プラスチックの容器にサバを入れ、寿司飯を詰めていく





本日(12/5)は杉の湯で柿の葉寿司祭を開催しました。ここ数年、春と秋に開催しています。今年は12月にずれ込んでしまいましたが、地元の柿の葉寿司屋さんが、柿の葉を揃えてくださいました。いつもは横から眺めているだけの私も材料が1人分余っていましたので、飛び入り参加することに。


容器から取り出したサバ寿司を柿の葉に巻いていく。この季節はきれいに紅葉している



プロの柿の葉寿司屋さんの説明と指導を受けながら順序良く柿の葉寿司を作っていきます。鯖を型に置いて酢飯を乗せ、ぎゅっと押し込んで、型から外すとお寿司のできあがり。ここまでは順調でしたが、最後の柿の葉で包んで折り箱に収めるところが難しい。元来、無器用な私は先生の手直しをうけながらどうにか仕上げることが出来ました。




掛け紙(包装紙)のイラストも、参加者自身が描く


きれいに柿の葉寿司の詰め合わせが完成

最後に包装紙に思い思いの絵や文字を描いて出来上がり。出来上がった柿の葉寿司10個はお土産にして、一晩寝かすとより美味しくなるとかで、明日のお楽しみに。昼食には村内7店舗から集めたそれぞれのお店の柿の葉寿司の食べ比べセットをいただきました。一店舗ずつ回らずに食べ比べができます。こんな良いものはありません。とても楽しい体験でした。次回は来年5月か6月に。



最後に昼食として、柿の葉寿司の詰め合わせが出てきた。村内10ヵ店のうち7ヵ店(「十起寿司~Season~」「橋戸」「大滝茶屋」「徳岡」「すぎもと」「中平商店」「松屋」)の柿の葉寿司が入っていて、「お気に入りのお店1つに〇をしてください」とある。私もいただいたところ、塩加減や寿司飯の味に微妙な違いがあり、それが楽しかった。なかなか甲乙は付けられない。アンケート用紙には、こんな挨拶文が書いてあった。



ようこそ吉野川源流 水源地の村「かわかみ」へ
本日は、「柿の葉寿司祭」にご参加ありがとうございます。ご用意いたしましたのは、村にある柿の葉寿司店の柿の葉寿司です。山奥の小さな村に柿の葉寿司店が幾店舗もあるという村の魅力を堪能していただければと、全国でも珍しい催しを企画いたしました。今日は、柿の葉寿司をはじめとし、湯盛温泉や川上村をご観光いただくなど、ごゆっくりお楽しみください。 令和元年12月5日


次回の柿の葉寿司祭は、2020年5~6月だそうだ。日が決まりましたら、当ブログでお知らせいたします!

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