tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

あすなら観光

2007年12月27日 | 奈良にこだわる
奈良県観光課は、明日(12/28)から、宿泊観光客を対象にした観光情報「あすなら観光」の発信をスタートする。県内の宿泊施設にメールを送信するほか、県のホームページからもダウンロードできるという。以前、荒井知事が記者会見で語っていた施策が実現したものだ。

《「翌日すぐ帰ろう」と考えていた観光客に、滞在時間を延長してもらって多様な観光資源を体感、再び県を訪れてもらうのが狙い》(12/27付 奈良新聞)だ。早速明日は、12/29に行われる薬師寺のお身拭い(13:00~)や興福寺の絵馬展(9:00~)の情報がアップされるそうだ。

奈良市ホテル協議会の発表によれば、今年7~11月の宿泊客は、前年同月比で軒並み減少している。参院選が行われた7月は△18.8%、観光シーズンの10月は△4.2%、11月も△3.5%と落ち込んだ(12/21付 奈良新聞)。協議会は「景気の陰りが現れてきた」とコメントしていたが、今年の国内旅行は全般的に好調(海外旅行は不調)だったというから、奈良観光にだけ景気の陰りが影響したとは思えない。

ともあれ、奈良に泊まってくださる方に、こうしたキメ細かいサービスを提供することは、「もてなし」の向上になり、リピーターを増やすことにもつながる。

「あすなろ」(ヒバ=ヒノキ科)という名前は、「自分も明日はヒノキのように立派な樹木になろう」と願ったという寓話から取られた名前だそうだが、「明日の奈良」は、ぜひ立派なオンリーワンの観光地として、たくさんの方を集客していただきたい。そのためにも、もっと多くの旅館・ホテル業者の方に配信登録(現在は63施設のみ)をお願いしたいと思う。

※写真は、奈良市内の商業施設で行われた奈良大学雅楽研究会の「雅楽演奏会」(11/30撮影)。雅楽の調べは古都奈良の雰囲気にピッタリだ。

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3 コメント

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初めまして (ikaru(尼御前))
2007-12-30 22:11:07
東京在住の奈良大好き人間です。
今年秋より、
東京のiスタジオで奈良に関わる勉強会のお手伝いをしております。
三条通、
私が通い始めた頃より随分と変ってしまいましたね。
宿泊施設もどんどん減ってしまいました。
初めての奈良は、日吉館に宿泊。
その後は元興寺に宿泊していました。
これからの奈良がどこへ行くのか、
見守っていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
返信する
Unknown (はじめまして)
2007-12-31 00:51:30
久々にコメントを入れさせていただきます。

 奈良県の宿泊施設の多様性は日本一ですよね、
 今後は 奈良は宿泊数増加も一つの目標値でしょうが
 多様な宿泊形態に対応する 多様な宿泊施設があり、近隣住民向けの日帰り温泉などとも組み合わせて奈良の面白い宿泊プランを実際の旅館・ホテル情報を交えて県地震が宿泊のPRをしていけばどうでしょうか。

 稼働率33%日本最低には、いまさら驚きませんがやはりそうだったのかとかと がっくりさせられましたが
 逆に67%の余裕宿泊インフラがあるのです
その個々の宿泊施設の魅力を周辺部の魅力と組み合わせて PRする 奈良旅館・ホテルフェスティバルIN東京 IN大阪 なんていうのを企画してはどうでしょうか。

 宿泊施設79%の大阪府には決してこういった地道なことはできません。奈良はできます
 奈良は個々の宿泊施設の魅力を上手く全国に アジアにPRしていくべきではないでしょうか
   
返信する
宿泊PR (tetsuda)
2007-12-31 08:33:41
ikaru(尼御前)さん、はじめましてさん、コメント有難うございました。

> 東京のiスタジオで奈良に関わる勉強会のお手伝いをしております。

聖徳太子にちなんだセミナーを東京で開かれているのですね、有り難いことです。iスタジオのKさんは、熱心な方でしょう?

> 三条通、私が通い始めた頃より随分と変ってしまいましたね。

「三条通商店街は奈良の恥だ」と以前、京大の教授に喝破されてしまいました。残念なことです。

> これからの奈良がどこへ行くのか、見守っていきたいと思います。

ぜひ、時々このブログをお訪ね下さい。

> 奈良は個々の宿泊施設の魅力を上手く全国に
> アジアにPRしていくべきではないでしょうか

外国人旅行客は、日本食や伝統建築、和風旅館に魅力を感じるそうです。奈良のRYOKANをそうやってアピールする価値は大いにあると思います。
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