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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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スイカの種 by 毎日新聞「憂楽帳」

2021年08月05日 | 奈良にこだわる
昨日(2021.8.4)の毎日新聞夕刊(大阪本社版)を読んでいて、「憂楽帳」というコラムに目が止まった。タイトルは「スイカの種」、執筆者は同新聞奈良支局長の堀川剛護さんだった。株式会社萩原農場(磯城郡田原本町法貴寺984)の「ぷちっと」を紹介されていた。
※トップ写真の向かって右が「ぷちっと」。萩原農場で撮影(2021.5.7)

このスイカの種はごく小さく、そのまま食べても全く気にならないのだ。来年から本格的に出荷されるというから、楽しみだ。では記事全文を紹介する。

子どもが幼かった10年ほど前、夏になると自宅居間を掃除する妻が「もぉ~」といら立つことがよくあった。理由は、床に見つけたスイカの種。食べた時、私や子どもが口から皿の上にプッと出し、跳ね返って落ちたものだった。

スイカの種は口から飛ばす楽しさもあるが、やはり煩わしい。種なしスイカもあるが、栽培面で手間やコストがかかる。そこで、奈良県田原本町の種苗会社「萩原農場」が20年かけて開発したのが、種が極小の大玉スイカだ。シャキッとした食感で甘い上に、種は普通の8分の1程度。口に入っても気にならず、かんだとしてもプチッとつぶれて食べられるから、「ぷちっと」と名付けた。

スイカの収穫量は2019年に熊本県が5万トン余と全国の16%で断トツ。奈良県はわずか0・6%だが、種子の供給量は全国の8割を占め、更にその約半分を同社が担うといわれる。開発を引き継いだ大岩利和さん(33)は「種を気にせず、ガブッとかぶりつけばストレス解消にも」。試験販売を経て、来年には市場に出回る見通しだ。【堀川剛護】


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