今日の「田中利典師曰く」は、〈祝!誕生日〉(師のブログ 2018.8.27 付)。利典師は60歳の還暦の年、自坊(京都府綾部市の林南院)に戻られた。この年は、はや3年目になるのだ。
※トップ写真は、ウチの近隣公園のソメイヨシノ(2020.3.30 撮影)
ということは、今年(2025年)8月、師は70歳の古稀をお迎えになる。時の経つのは、早いものだ。師は〈敵も味方も、「みんな大好き!」です〉とお書きだ。これは師の「外向的」「向日的」なご性格の表われだろうが、なかなか常人ではこうは行かないとも思う。では、以下に全文を紹介する。
「祝!誕生日」
人間は生まれた瞬間から、誰でも、死ぬまで生きる。今日で私はなんと63回目の誕生日を迎えた。確実に死に向かって歩みを始めて、もう63年…。長い63年。短かったかもしれない63年。いずれにしろ、ホントにありがたい63年である。
「お誕生日には親に感謝を言いましょう。親がすでにいない人はお墓に言いに行きましょう…」とは誕生日の人に対して、ずっと私が伝えてきた言葉である。そんなわけで、私も今朝はまず、父母のお墓へ行ってきました。で、もうすでに朝から大変たくさんの方々に、お誕生日祝いのメールや書き込みをいただきました。厚く厚く厚く御礼を申し上げます。
還暦を過ぎて、このところ、体調が悪かったり、肺炎や怪我をして不具合だったり、その都度、なにやかやと心が折れたりして、まあ、ろくでもないような時間を耐えていますが、だからこそ、ありがたいと思えることや、申し訳ないと気づくことが多くて、それはそれで人生の中で、大切な時間を過ごさせて頂いていると思っています。
「こんな人間なのに…」と今までの自分を省みて、己のことを知れば知るほど、本当に周りの人たちには感謝と懺悔しかありませぬ。敵も味方も、「みんな大好き!」です。
で、で、こんな人生を誰が予想したのでしょうか…。そして、これからの人生を誰が知っているのでしょうか…。などと、今さらながら思い煩う毎日なのです。
でも、ともかくも、63回目の誕生日に、あらためてみなさんの交情と友情に深く感謝をします。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。。
※トップ写真は、ウチの近隣公園のソメイヨシノ(2020.3.30 撮影)
ということは、今年(2025年)8月、師は70歳の古稀をお迎えになる。時の経つのは、早いものだ。師は〈敵も味方も、「みんな大好き!」です〉とお書きだ。これは師の「外向的」「向日的」なご性格の表われだろうが、なかなか常人ではこうは行かないとも思う。では、以下に全文を紹介する。
「祝!誕生日」
人間は生まれた瞬間から、誰でも、死ぬまで生きる。今日で私はなんと63回目の誕生日を迎えた。確実に死に向かって歩みを始めて、もう63年…。長い63年。短かったかもしれない63年。いずれにしろ、ホントにありがたい63年である。
「お誕生日には親に感謝を言いましょう。親がすでにいない人はお墓に言いに行きましょう…」とは誕生日の人に対して、ずっと私が伝えてきた言葉である。そんなわけで、私も今朝はまず、父母のお墓へ行ってきました。で、もうすでに朝から大変たくさんの方々に、お誕生日祝いのメールや書き込みをいただきました。厚く厚く厚く御礼を申し上げます。
還暦を過ぎて、このところ、体調が悪かったり、肺炎や怪我をして不具合だったり、その都度、なにやかやと心が折れたりして、まあ、ろくでもないような時間を耐えていますが、だからこそ、ありがたいと思えることや、申し訳ないと気づくことが多くて、それはそれで人生の中で、大切な時間を過ごさせて頂いていると思っています。
「こんな人間なのに…」と今までの自分を省みて、己のことを知れば知るほど、本当に周りの人たちには感謝と懺悔しかありませぬ。敵も味方も、「みんな大好き!」です。
で、で、こんな人生を誰が予想したのでしょうか…。そして、これからの人生を誰が知っているのでしょうか…。などと、今さらながら思い煩う毎日なのです。
でも、ともかくも、63回目の誕生日に、あらためてみなさんの交情と友情に深く感謝をします。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。。