tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

グリル ヨシダ(御所市栄町)の超弩級!チキン南蛮セット

2016年06月24日 | グルメガイド
最近よく「鶏のむね肉が体に良い」という話を聞く。《タンパク質を豊富に含む重要な供給源であり、健康維持に有用な食材です。また、脂質含量が極めて低いことから、ダイエットにも適しています。 鶏むね肉には、アンセリンとカルノシンというイミダゾールジペプチドが豊富に含まれています。このペプチドは、発ガンや老化に対する予防効果が期待される抗酸化作用や抗疲労効果をもっています》(日本医科大学Gのホームページ)。


お隣は「おけいちゃん」(葛城の峯G級グルメコンテストで優勝)

もも肉の陰に隠れてあまり陽が当たらなかったむね肉だが、もともと安くてローカロリーだし、抗酸化作用や抗疲労効果があるとは有り難い。そこで思い出したのが「グリル ヨシダ」(御所市栄町60-23)である。ここは鶏むね肉を使った超弩級(ちょうどきゅう)の「チキン南蛮セット」(1,080円)が人気である。先日(6/1)、近くを通りかかったので、チャレンジしてみた。



お店は御所市役所の近くであるが、住宅地の中にあり目立つ看板がないので、とても分かりにくい。お隣りが、2011年に開催された「葛城の峯G(ごせ)級グルメコンテスト」で見事優勝した「おけいちゃん」なので、この店の看板を探した方が早い。


店舗外観。この写真のみ、株式会社ホウワのホームページから拝借

私が訪ねたのはちょうどお昼どきだったので、店内はほぼ満席。かろうじてカウンターだけに空席があった。市役所の職員だろうか、若い男女が多い。総じて「常連さん」然としたお客さんばかりだ。見ていると「チキン南蛮セット」(ライス、味噌汁、ドリンクつき)だけでなく、平日限定の「日替わりランチ」(同 850円)や「MIXフライ定食」(同 1,350円)を食べている人もいる。それにしても料理は皆、すごいボリュームである。


なお最近よく、食べ物のボリュームが多いとき「ボリューミー(volumy)」という人がいるが、この英語は服装や髪型で「量感がある」という意味で、食べ物には使わないそうなので、ご注意を。まあ免許証の「更新」などの意味で使う「リニューアル(renewal)」という英語が「リニューアルオープン!」などとして使われているので、「ボリューミー」も次第に市民権を得るのかも知れないが…。



運ばれてきたチキン南蛮が上の写真である。揚げたて、あつあつ。想像を絶するボリュームで、これは完食できるだろうか。ナイフを入れてみると、柔らかくてスッと刃が入る。断面はこんなに分厚い。タルタルソースがまたうまい。

肉はやや水っぽく感じられた。むね肉は酒と塩をもみ込むと柔らかくなるが、その水分で水っぽくなるのだろうか。しかし食べても食べても減らない。うーんこれは私としては珍しく、食べ残してしまった、美味しいのに残念だ。ランチを食べ残したのは、何十年ぶりだろうか。



ドリンクもついていて、私はホットコーヒーを注文していた。カウンター越しに眺めていると、ちゃんと1杯ずつサイフォンでいれている。料理も作り置きせず、注文を聞いてから作り始めるそうで、やや待つ時間が長いが(急いでいる方にはお薦めできない)その分、美味しくいただける。

ここは駐車場がお店の前と隣地にあるが、キャパが少ないのでご注意を。御所市役所近く、おけいちゃんの隣の「グリル ヨシダ」、ぜひお腹を空かせてお訪ねください!
※食べログは、こちら
コメント (2)
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