tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

銀平本店のランチ

2013年08月30日 | グルメガイド
8月5日(月)、和歌山県庁へ出張したので、ランチタイムに会社の同僚のTくんと落ち合った。Tくんは、こないだまで奈良市で勤務していたが、転勤して今は和歌山市内で仕事をしている。「どこか美味しい店でランチしたい」とリクエストしたところ、「銀平(ぎんぺい)和歌山本店」(和歌山市十一番丁22番地)を訪ねることになった。

銀平は、もう30年以上も前のサラリーマンになったばかりの頃、「大阪道頓堀店」にお邪魔したことがある。大学の同級生に案内してもらったのだが、出てくる魚はどれもこれも新鮮で美味しく、特に締めの「鯛めし」(鯛と米を昆布ダシで炊き、炊き上がったご飯に鯛のほぐし身を混ぜたもの)は絶品だった。だから道頓堀店はよく利用したし、銀平で修業した店主が営む「魚々(ぎょぎょ)」(奈良市大宮町6-5-8 インペリアル奈良1階)も、何度かお邪魔した。しかし、銀平本店にお邪魔するのは初めてだ。


「付き出し」として出てきたざるそば(麺は2人前)

しかし、少し奇妙だった。Tくん(田原本町出身)は魚も野菜も苦手な「肉食系」だったからだ。それを聞くと「和歌山に来てから、魚の美味しさが分かるようになりました」とのことだった、なるほど。銀平本店の北側には市堀川(和歌山城の外堀)が流れる。お堀の南側は、もともと上級藩士の屋敷が建ち並んでいた場所だ。



メニューを見ると「お造り定食」「海鮮丼定食」「煮魚定食」「焼魚定食」「天ぷら定食」「天重定食」が、それぞれ1,575円。「おまかせ定食」(付き出し、小鉢、造り盛り合わせ、天ぷら、本日の煮魚または焼魚)2,100円。「お昼の魚めしコース」3,675円、「お昼の鯛めしコース」5,250円。私たちは「おまかせ定食」にした。本日の魚は「プリの煮付け」だった。出てきたのが写真の料理である。



刺身はカツオ、タチウオ、ヨコワを大胆にぶつ切りにしたもの(トップ写真=2人前)。ブリの煮付けは、こんなにデカい。これほどたくさんの料理がついて2,100円とは、激安である。「ぐるなび」には、同店の「こだわり」として、

当日獲れた魚しか使いません。太刀魚で有名な紀州辰ケ浜港を中心に、和歌山加太、雑賀崎、などから毎日新鮮な朝獲れ魚を仕入れております。漁師さんから直接買う魚は鮮度抜群!お造りのインパクト大の盛り合わせは 見た目も華やかで楽しめます。獲れたての魚の旨さを是非お楽しみください!

とあるが、看板に偽りはない。銀平は、和歌山、神戸、東京のほか、大阪市内だけでも5ヵ店を展開する。お出かけの際には、ぜひいちどお訪ねいただきたい。
Tくん、良いお店を教えていただき、どうも有り難う!
※食べログは、こちら
コメント (4)
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