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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

県立万葉文化館「時空を超えたLove Song」は 9月16日(日)開催!(2012Topic)

2012年09月04日 | お知らせ
奈良新聞(8/31付)の「こまどり」欄に、こんなニュースが出ていた。《万葉集を新たな側面から親しんでもらおうと、恋の歌をテーマにした万葉の日フォーラム「時空を超えたLove Song」が9月16日、明日香村飛鳥の県立万葉文化館で開かれる》。これは面白そうだと調べてみると、8/17に奈良県立万葉文化館企画普及課が報道発表されていた。イベントのパンフレットによると、

万葉の日フォーラム「時空を超えた Love Song」

万葉文化館は、平成13年9月15日に創設され、毎年9月15日を「万葉の日」としています。約4,500首の歌がおさめられている万葉集には、恋の歌も数多く詠まれています。当館では、幅広く老若男女が万葉集に親しむきっかけとして、現代にも通じる恋の歌をテーマに万葉の日フォーラムを開催します。

「朝髪われはけづらじ 愛しき君が手枕触れてしものを」と詠んだ人がいた。それから千数百年後「寝起きのボサボサ髪だけど、今朝はブローなんかしない 大好きな彼が、腕枕しながら やさしく撫でてくれた髪だもの」<三枝克之『恋ノウタ』より> と訳した人がいた。日本最古の歌集、万葉集に綴られた「恋ノウタ」は時に激しく、時にせつない。万葉集を現代ポップスとしてよみがえらせた三枝克之と関西のカリスマ編集者、塚村真美が、いつの世もかわらない「恋のカタチ」を今に伝えます。


Contemporary Remix“万葉集”恋ノウタ―LOVE SONGS TO YOUせつなくて (角川文庫)
 三枝克之
 角川書店

1 日 時
平成24年 9月 16日(日) 14:00~16:00(開場は13:30)
2 場 所
奈良県立万葉文化館 企画展示室
3 内 容
●トーク 三枝克之 テーマ/「恋ノウタ-時空を超えたLove Song」
●フルート演奏「恋ノオト」 奏者/東 美和
●対談「古代と現代、変わらぬ想い」 パネリスト/三枝克之・塚村真美
①万葉文化館には、ミュージアム(「金森良泰の世界-大和望郷-」展や常設展示等)万葉庭園、ミュージアムショップ、図書情報室、カフェレストランICHIEなど、お楽しみいただける場所がたくさんあります!
②当日は、明日香村一帯で灯りのイベント「飛鳥光の回廊」が開催され、ろうそくの灯りが揺れる幻想的な雰囲気が楽しめます。万葉文化館でも18時から観覧無料になります。(18時までは観覧料が必要です)
③カップルでの参加者(当日先着50組)には「恋そうめん」(株式会社三輪そうめん山本 提供)をプレゼント!
4 定 員
300人
往復はがき・FAX・ホームページの申込みフォームいずれかの方法で、「万葉の日」フォーラム参加希望と記入のうえ、郵便番号・住所・氏名・電話番号・申込人数を明記のうえ、お申込みください。(先着順)
5 参加費
無料
6 問い合わせ先
奈良県立万葉文化館 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL:0744-54-1850、FAX:0744-54-1852 ホームページ http://www.manyo.jp
(主 催 奈良県立万葉文化館)


恋ノウタ―Contemporary Remix“万葉集” LOVE SONGS WITH YOUつのる想い (角川文庫)
 三枝克之
 角川書店

三枝克之氏は、作家・編集者で、万葉集を現代感覚で訳した『Contemporary Remix“万葉集”恋ノウタ―LOVE SONGS TO YOU』(角川文庫)などの著作がある。今回のイベントについては、ご自身のブログ「CAFE UNIZON 日々の茶飯事」に紹介されている。《三枝の作本家(ビジュアルと言葉による本の企画編集・著作)としての仕事の中で、シリーズ20万部となった、古典「万葉集」をJ-POPSの歌詞の感覚で現代語訳し、プロ・アマ問わず集めたスナップ写真群と編集した写真詩集『恋ノウタ』シリーズ》。

《その『恋ノウタ』にちなんだフォーラム『時空を超えたLove Song』が、9月16日(日)に奈良県明日香村の奈良県立万葉文化館で開催されます。三枝も講演と対談にて出演いたします。対談のお相手は、伝説のフリーペーパー「花形文化通信」元編集長で、現在「cycle」編集長、編集オフィス「ワークルーム」代表の塚村真美さんです。入場無料とのことです。ぜひこの時期に、奈良や関西の方を訪れている方は、どうぞ足をお運びいただけましたら幸いです》。

Contemporary Rimix“万葉集”恋ノウタ―LOVE SONGS FOR YOU愛しくて (角川文庫)
 三枝克之
 角川書店

万葉集は、女性に大人気である。奈良交通の「奈良大和路 再発見バスツアー」は、中年のご婦人に大好評だし、今回の「時空を超えたLove Song」は、若い女性の心を捉えるに違いない。私は密かに、故犬養孝氏の『万葉の旅』(上巻=大和編)で取り上げられた万葉の故地・約10ヵ所すべてを回るバスツアーを組みたいと算段している。バスの中では『万葉の旅』の本文や、万葉歌の解説をし、現地では今に残る万葉の風景を見ながら、「犬養節」で万葉歌を朗詠するのである。1年かければ、『万葉の旅』(上巻)のすべての場所を回れるという仕掛けである。

写真は2011年の「飛鳥光の回廊」。nakaさんの「奈良を観光してみました」から拝借

閑話休題。9/15~16は、ちょうど「飛鳥光の回廊」が開かれている。「大和路アーカイブ」によると、これは《古の都飛鳥がろうそくの優しい灯りに包まれます。飛鳥寺・岡寺・橘寺・川原寺・万葉文化館・飛鳥資料館・石舞台古墳・亀形石造物などがライトアップされ、ろうそくの光の回廊で繋ぎます。光の地上絵や万葉行燈など特徴のある灯りも登場。幻想的なイルミネーションに彩られた飛鳥の秋夜をお楽しみ下さい》というイベントである。昨年の「飛鳥光の回廊」をお訪ねになったnakaさんが、HP「奈良を観光してみました」に詳しく紹介されているので、ご覧いただきたい。

9/16(日)は、昼間は県立万葉文化館で講話、フルート演奏と対談、夜は村一帯で「飛鳥光の回廊」が楽しめるのである。皆さん、ぜひ明日香村をお訪ねください!

コメント (4)
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