藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

人間教育と職業訓練

2021-11-06 12:05:46 | 日記・エッセイ・コラム

 就職率の高い大学への志願者が多いそうだ。 親も子供も自分の生き方を真剣に考えているのだろうか。 一番大切なのは、自分自身の教養と、人間性ではないのだろうか。 平気で無免許で車を運転し、その結果人の命を奪ってしまう。 はたまた、自らの命を縮めるために人を殺し、電車に放火する。 自らの事を自ら行えない人間に誰がしたのだろうか。 保育園、幼稚園、小学校・・・・大学、はたまた、職業訓練校、その大元に存在するのが、親である。 私自身も、自慢できる親ではないが、物事の善悪に対する分別は持っていると思っている。 過去にも詐欺は存在したが、現在ほど多くは無かった。 「騙される方が馬鹿だ」そんな風潮をだれが作ったのだろうか。 そこに政治家が存在する。 口先だけの政策。 「原発こそ日本の未来を創る」 学者と共に、声高に叫んできた結果が、「宮城」の惨事に繋がっている。 その前段で、ダムは自然破壊を引き起こすと、主張した政治家と学者集団がいた。 その結果、水力発電が減少して、石炭火力に比重が掛かり、その結果「気象変動」と言う、大問題を引き起こした。 今の若者の引き起こす事件と比べれば、数倍の悪である。 若者たちを見ていると、自己主張が強く出来ればそれが正義だと思い込んでいる。 それも人前で正々堂々とではない。 ユーチューブであったり、SNSであったりなのだ。 「真の正義」とは、一人でも多くの人間や、自然を救う事であり、自らの満足度を膨らますものではない。 ここ十年間で、最悪の政治家は、安倍元総理だと断言できる。 嘘の上を嘘で塗り固めるために、人の命が奪ていった。 それでも平然として、政治家としてそこに存在して居る事こそ、日本の恥であると、私は断言したい。 吉田総理から始まった戦後の日本の保守の政治は、再び日本人の命を戦場で亡くさない事を旨とした政治であった。 朝鮮戦争時にも、諸外国からの圧力をはねのけて、戦場に日本人を送らなかった。 戦いによって、沖縄を取り戻したのではない。 粘り強く交渉し、日米間の信頼感を育てた結果なのだ。 今の日本が、大陸間弾道弾や、核兵器を持つことなど、簡単な技術なのだ。 ただそれを持った時、如何なることが起こるか誰もが想像がつくから、持たないのだ。 人工衛星など朝飯前に打ち上げる日本は、中国とロシアが一番恐れている国家なのだ。 アメリカの軍事力と日本の軍事力と、EU+イギリスの軍事力の合算された軍事力は、おそらく地球を幾度も破壊尽くされるほどになるだろう。 その様な現実社会に生きていることを、学校教育で教えているのだろうか。 資本家の求める、単純な生産技術力と、資本主義の国際社会で通用する、英語力に偏った教育になっているのではなかろうか。 中国には14億人以上の中国語を話す人間がいるし、スペイン語を話す国家や、独自の言葉を話す国家などが、混在している現実の中で、本当の教育とは何かを、見直す時期に来ている気がしてならない。 そもそも、文部省と化学省が一つ屋根の下なこと自体おかしいのではなかろうか。 

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