藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

惚けが本格化

2019-03-29 08:58:21 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜寝る前に必ずやることが有った。 ベランダの窓を閉める事だ。 今朝目覚めて、カーテンを開けて「あんぐり」開いた口が閉まらなかった。 窓は開けっ放し・・・・・。 それでも朝まで熟睡したという事は、よほど暖かい状態だったのだろう。 風も吹かなかったようである。 それにしても真夏ならいざ知らず・・・・。 いよいよ惚けが本格化し始めたようである。 病院では、年齢よりも若ぶりだと持ち上げていただいているが、その実「惚け」は忍び足でやってきているようである。 あな恐ろしや・・・・・。 その内に帰宅の道順が解らなくなるのだろう。 持ち物に住所、氏名、電話番号を書いたものを付けておかないといけないようになった様だ。 他人に余分な手間を取らせないためにも、早急にやっておく事にしたが、かっこよくできる方法は無かろうかと、思案している。 学生ならば、「名札」と言う方法ががるが、一見売名行為に見えそうで・・・。 なんだか良い方法が見つかると商売に成りそうだ。 家族は携帯電話のGPS機能を使えば私の居所はしっかりわかるのだが、携帯電話を忘れて来た時が問題である。 携帯の地図には自宅を登録しているので、自分の石かがしっかりしていれば良いのだが、「惚けた時」が問題だ。 きっと形態の使用方法もちんぷんかんぷん。 三日間街中をさまよっていたなんてことが起こりそうである。 私は人間GPSと言われるくらい、道に迷わないのだが、惚けには勝てないはずだ。 本気で対策を立てておかなくてはならないと思い始めた。 先ずは鞄に名前と住所電話番号を書きこんでおこうと思う。 うー・・・・、真っ黒な鞄には書く所が無い。 白のマジックを手に入れて来なくては、・・・・。 また買い物に出かけなくてはならなくなった。 その内帰る家が解らなくなるのだろうか。

 追伸 書きたいことは、こんな事では無かったことを思い出した。 今朝、鶯が鳴いた。 今年初めての・・・・。初音である。 透き通った声が、団地の中を走って行った。 向かいの団地の桜が、一晩で満開。 春麗とはこの事だろう。