日の入りが、日に日に早く成り、山間に入る位置も西に随分寄った。 午後五時半、最早電気を付けないと本も読めない。 今日一日でやった事は、買い物だけ。 後は、ベットの上でスマホを弄り、本を読む。 とは言うものの、半分以上は夢うつつである。 自分で気付いた事は、下半身の弱りと、排尿の管理が難しく成った事である。尿意を感じて、トイレまで持てば良いが、少しずつ漏れるようになってきた。そうなると、早め早めにトイレに行くので、その回数が倍近くなった。 特に夜間は、一時間半に一度目が覚めて、トイレ通いである。 安眠した記憶が無くなりつつある。 昨日昼間、四時間爆睡したら、何だか下着が湿っぽかった。 慌てて着替えて、洗濯機の中に入れて置いた。 今朝、奥様から「何故にパンツだけ着替えたの」聞かれたので、「???」うやむやにして置いた。 老いるとは、この様なことを言うのであろうと実感している。 それにしても美しい「一番星」が、茜色と群青色の混ざり合う空に浮かんでいる。 あと幾回この景色を眺められるのだろあ。
十一月二十六日(火) 夕方ベランダ側の窓を開けて、深呼吸。 ふと西の空を見た瞬間に、「一番星見つけた」と口走ってしまった。 幾年ぶりのセリフだろうか。 思わず口から言葉が走って出た位に、それは美しい西空だった。
子供の頃、我が家からは、「一番星」は見る事は無かった。 西側に山が迫っていたからである。 「神功皇后」ゆかりの、旭山神社に連なる山並みが、西側を遮っていたからである。 この山塊は、今、地震学会で興味を持たれている。 己斐山際断層の存在が確実になったからである。 その断層の上を山陽本線が、横川駅から大竹駅まで走っている。 否、横川から北へ安佐南区の緑井まで走っているそうである。 話がそれて、断層の話になったが、「一番星」の話がしたかったのだった。 小学生に成ってから、夏が近づくと、太田川放水路に夕方出掛けていた。 河口なので、潮が引いていると、絶好の潮干狩りが出来るのだ。 大きな「アサリ」が取り放題。 時々、「ハマグリ」も顔を出す。 夕飯のおかず取りに必死になっていると、西の空に一番星が光り始める。 それからは、重たい程の「アサリ」を持って走って帰るのだ。 家で頂くのは、三分の一位。 残りは、お隣の魚屋さんが買ってくれた。 私のお小遣い稼ぎである。 あの頃の一番星は、もっと大きく輝いていた気がしたが、・・・・
一昨年以来、西日本のどこかで「鳥インフルエンザ」が、報告される。 近頃では、宮崎県。 昨年は、広島県も発生した。 それ以降、我が家一円では、先ず「雀」が、姿を消した。 夏の「燕」も数が少なかった。 「烏」に至っては、30羽ほどの集団であったが、今や一羽である。 繁殖期には、四羽ほどになっていたが、いつの間にか一羽に減った。 例年ならば、この季節に、「ハシブトガラス」がやって来るのだが、未だに姿羽を見せない。 「ヒヨドリ」の集団も、見掛けない。 「キンカン」が色付く頃は、集団で御出ましであったが、未だに姿も声も聞かない。 些か不気味である。 ただ庭先は、騒がしい様である。 やっときれいに咲いた「ツワブキ」の花は、一晩で食べつくされた。 鹿の所為の様だ。 加えて、庭に埋めた昨年の「糠 漬け」の「糠」は、一晩で掘り返されて、赤い大きな「唐辛子」の実だけが残されていた。 犯人は、「猪」である。 通りがかった、近所の男の子と、その妹と母親にも話しかけて、足跡をお見せした。 男の子は興味津々。 石膏で足型をとって、どの「猪」か、犯人探しをすると面白そうだと、話が弾んだ。 もしやるのならば、TV局に事前に連絡して、捜査本部を作ってやると面白そうだと、男の子は興味津々であった。 二カ月前に「ツキノワグマ」の母親一頭と子熊一頭が目と鼻の先(150m先の谷筋)で仕留められた。 その時、小さい一頭は逃げたそうだが、離乳が済んで居ない時期なので、どこかで野垂れ死にした事だろう。 ところで今年も、シベリヤからの、「大鷲御出でになるなる時期である。 昨年は、「オンボロカメラ」で撮影したので、残念だったが、今年は何とか、いい写真を撮りたいものだと、・・・。 医者が許してくれるかが勝負だが。 その前に、「江の川」の白鳥も写真に撮りたい気分でいる。我が家から30分。 嘗て、私が土木工事をした、「江の川」護岸から「白鳥」を写してみたい物である。 その為の「防寒着」をこっそり買ったら、奥様にすぐにばれてしまった。 さすが、我が家の取締役である。
HP社のホームページから、プリンターを診断してくれるソフトが提供されていた。 ものすごい仕事をしてくれた。 困り果てていた、プリンターの問題点を診断して、全て解決してくれた。 「HP Print and Scan Doctor 」と言うソフトである。 HP社のプリンターをご使用の方は是非ともダウンロードしてお使いになるといい。 全てのメンテナンスをしてくれる。 手持ちのプリンターを、HPにそろえていた事が幸いした。 皆様元気に働き始めた。 パソコンの問題は解決したが、我体の方は、そうはいかない様である。 八月十日の様な状態にはならないが、血液検査の結果は良くない。 無理もない事ではあるのだ。 腎臓が一つしか働いていないうえに、腎不全。 食事、運動、睡眠いくら気お付けても限が無い。 一粒の薬を一回飲み忘れただけで、心不全を引き起こす。 息が詰まるような毎日であるが、是もまた人生だとあきらめている。 さすが奥さまは、そのような私を24時間見ているのが辛い様である。 一日おきに、児童館や福祉会館で行われている、乳幼児の見守りに参加して、幼い子供や母親をお世話して、心を癒しているようである。 元々が、児童館の職員を30数年やって来たので、定年後の時間つぶしに向いて入る様だ。 幼い子供と過ごした話を、帰宅後は明るい顔で話している。 しかしながら、70歳に成って来ると、子供の名前が覚えられなくなって来た様だ。 覚えていても、直ぐ三出て来ない様である。 年取れば子供帰りをするそうだから、小さな子供にとっては良い遊び相手であろう。 しかし近頃の子供は、体格が良くなっているので、抱き上げるのに一苦労して居る様である。 奥様の楽しみを亡くさないためにも、私が寝たきりにならぬ様に気お付けているが、それも何時までの事であろうか。 80歳の爺よりも、若いお母さんや、幼子と過ごしている方が良いのだが、私が急変した時の事は、未だに話し合っていない。 どうも私の方からは、話ずらい物ではある。 ところで、昨年の「鳥インフルエンザ」の後、カラスと雀が極端にいなくなった。 この夏烏は、一羽から四羽になったが、再び一羽だけになった。 雀の集団は未だに視れないでいる。 先日「人間のインフルエンザ」と「コロナ」の予防接種は受けて置いた。 「JR可部線」の乗客が、「コロナ」に罹る確率が高いという、噂が出たが真偽のほどは解からないのだが、バスに乗り換える人が増えたそうだ。 特に受験生にその傾向が有るという。「コロナ」の予防接種が有料化してから、特に感染が多いいそうである。 自民党さんも、「政治資金」と言う「コロナ」で、いちころりんと選挙に敗北された。 これからの、「物価対策」や「景気対策」は、如何なることに相成るのだろうか。 年金生活者の我らとしては、半分首を絞めつけられた気分である。
私の部屋には、PCが三台、プリンターが三台ある。先月買ったウイルスバスターを、入れたら全てのプリンターが作動しなくなった。 奥様の物も入れると、合計八台が異常状態になっている。 そこで、いれたウイルスバスターを抜いて、昨日から別の物をいれて、プリンターが作動するかどうかテストをしている。 やはりだめ。なぜこうなったかは、初めのソフトの不良が原因であることは、間違いない。二つ目のソフトは、其のところを衝いて来て、HP社の技術者の力を借りなさいと、警告文を発してきた。新しいソフトには、AIの要素が含まれている様だ。 此方の気持ちをくんで、慰めてくれる。しかしながら、広島にはHP社の出先が無いような気がする。 明日でもゆっくり寝て調べてみる事にしよう。それにしても我が家には、多すぎるPCではある。WIN7,10二台、11二台、タブレット一台プリンター4だい。 やはり身辺の整理をし始める事が先の様だ。