ライアンの娘

コパアメリカ。
コロンビアがブラジルを破り、去年の雪辱を果たしました。
ペルーにも勝って、決勝トーナメントに進出してほしいです。

今日は映画「ライアンの娘」(1970年イギリス映画)を観てきました。
新午前十時の映画祭で劇場公開されていたので観に行ったのです。
この新午前十時の映画祭。
往年の名作映画のデジタルリマスター版を2週間ごとに放映する、ありがたい企画です。
少し前に書きましたが、「ライアンの娘」は僕のベスト映画の一つです。
初めて観たとき、その映画が持つ力に圧倒され、アカデミー賞撮影賞を受賞した迫力のある映像を是非とも劇場で観たいと思っていたのでした。
オープニングでモーリス・ジャール作曲のロージーのテーマが流れた瞬間ジーンとしましたし、195分の長尺を感じさせないぐらい映画に引き込まれました。
こうしてとても好きな映画を大画面で観ることができて感無量です。
映画好き冥利に尽きますね。

少しこぼれ話。
「ライアンの娘」の主役を演じたロバート・ミッチャム。
ハリウッドを代表する名優の一人ですが、ロバート・ミッチャムの訃報を聞いたのが1997年の7月初旬でした。
香港返還の直後だからよく覚えています。
朝日新聞でも「ライアンの娘」に主演のロバート・ミッチャム死去という形で記事に載っていました。
さらに、テレ朝のやじうまワイドで、ロバート・ミッチャムの訃報が紹介されたときに、ロバート・ミッチャムと一日違いで亡くなった名優ジェームズ・スチュワートの訃報も報じられたから、一気に大スターが二人も亡くなって驚いたものでした。
「ライアンの娘」のメインキャストで存命の俳優は、ヒロインを演じたサラ・マイルズだけなのが残念なところです。