NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

いろいろ

2012-06-10 21:05:22 | 雑記
ちょっと前の話であるが、映画監督新藤兼人の死去のニュースは残念だった。
昨年、俳優の殿山泰司を描いた「三文役者」を観て、改めて新藤監督の凄さを認識したばかりだったから尚更である。
先日、追悼の意味を込めて新藤監督の「午後の遺言状」を観た。
老いをテーマにしつつも、妻である乙羽信子の死期が迫っている中での作品(実際に乙羽信子の遺作となった)であり、その力強い描写に胸を打たれたのは確かだ。
最後の巨匠と言えるかもしれない。
合掌である。

梅雨入りし、ジメジメの季節がやってきたが、日本代表戦とユーロ2012の開幕は本当にワクワクするものがある。
特にユーロ2012は4年に一回の祭典だから、ミーハー心をくすぐる。
金曜日は仕事が遅くなったが、開幕戦には間に合い、少しだけ観て、その雰囲気に気分が高揚してしまった。
思えば、ユーロ2004の時は、肉体労働の単発バイトをやってヘトヘトな中での観戦だった気がするし、ユーロ2008の時は、決勝の日がちょうど実務補習所の合宿と重なっていて、同じ部屋の同期に朝4時に起こされると言う思い出もあり、なんだかんだで毎回印象に残っている。
オランダが早速負けたし、今晩はスペイン対イタリアか。
繁忙期さえ終わっていれば観ていたものを…。
いずれにせよ色々楽しんでいきたい。

大河ドラマ『平清盛』が瀕死の視聴率だ。
だが、先週は裏番組で日本代表戦を放送していたから視聴率が下がっても仕方がないと思う。
大河ドラマは自分の知らなかった歴史を知ることができる点がいい。
『平清盛』でも、先々週の回は保元の乱を描いていたのだが、父と子、あるいは叔父と甥とで争うことになるという、かなり代償の大きな戦いであることを初めて知った。
今日の回では、保元の乱で敗れた叔父の平忠正を、甥の清盛が斬首したし、同じく保元の乱で敗れた父の源為義を、息子の義朝が斬首した。
切腹ではなく、一門の者に斬首させるという残酷さ。
武士の世を切り拓く源氏と平氏の余りにも過酷な試練に、視聴率の悪さを忘れて魅入ってしまったのも確かだ。
視聴率に関係なく、大河ドラマはこれからも全話鑑賞を目標に観ていこうと思う。
また、先日、来年の大河ドラマ『八重の桜』の主要キャストが発表されたという記事が載っていた。
キャストを見る限り、オープニングクレジットのトメを務める俳優は西田敏行だと確信。
You Tube等で調べた限り、西田敏行は過去に大河ドラマで3度(『武田信玄』、『葵徳川三代』、『功名が辻』)トメを務めているし、『翔ぶが如く』と『徳川吉宗』で主役も務めているから、実績からいって文句なしのトメ(大物俳優)だろう。
役柄も結構重要な人物ぽいし(西田敏行演じる西郷頼母という人物は恥ずかしながら初めて知った)。
そして音楽は坂本龍一という点も見逃せない。
最近の大河ドラマの音楽はいずれもいいが、久々に美を重視した音楽を期待したりする。
例えば、2000年の大河ドラマ『葵徳川三代』のテーマ曲のような曲(この曲美しすぎ)。
大河ドラマへの興味は尽きない。
新たな趣味にしていこう。

今日一番聴いた曲:葵徳川三代のテーマ曲/岩代太郎