FX寺子屋 by 葛勝老師

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日銀の金融政策決定会合、具体性に欠ける結果になるのではないか。

2013-01-19 10:59:54 | 日記
2日間上海へ出張していましたが、上海虹橋バスターミナルには大きな荷物を持って移動する姿が多くなり、例年のことながらいよいよ春節が近くなったと思わせる光景となりました。 南通の自宅付近では、朝から夜中迄いたるところで爆竹の音が鳴り響いており、お祭り気分になってきています。 筆者も、2月6日のチケットが入手出来ました。 この時期は出稼ぎ労働者と同じく、大和民族も民族大移動となります。

<日銀の金融政策決定会合、具体性に欠ける結果になるのではないか>
18日のニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで2年7カ月ぶり安値に下落しました。 日銀の追加緩和観測を背景に週間ベースでは10週連続で下落しています。

来週21~22日は、日銀の金融政策決定会合が開かれ、予想以上に踏み込んだ緩和策を打ち出せばドルは引き続き上昇するのではないでしょうか。 日銀は会合で事実上の物価目標を2%に引き上げるとともに、達成が見通せるまで無制限に国債買い入れなどの金融緩和を続けることを検討すると報じているようです。 こういった措置が決定されれば、日銀は市場予想を超えた緩和策を打ち出したことになるでしょう。

反対に日銀の決定が投資家の失望を誘う結果になる可能性もあり、そうなった場合は円は反発するとの見通しになるでしょう。 事実上のインフレ目標の2%への引き上げは市場にすでに織り込まれてるのではないか市場が見極めたいのは行動計画ですが、日銀総裁の任期は残り3カ月で総裁がそこまで踏み込められるでしょうか。

筆者は、後者が有力ではないかとの見解を持っています。 このところの急激な上昇にも調整が必要な時期でもあり、金融政策決定会合では具体的な目標が定まらず、お茶を濁すような結果となり投資家の失望を誘うのではないかと思っています。

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