TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

昔の仲間と英彦山に シャクナゲ荘に集う

2020年01月27日 | SUWV
昔の仲間が、英彦山に登ろうとシャクナゲ荘に集結した。
私たちの同期会は、年に2回、1月と7月に開催しているが、今回は、幹事のT福の提案で英彦山登山、そしてシャクナゲ荘に一泊ということになった。
同期のメンバーで温泉宿に泊まるのは実に38年ぶりのことである。
半年前から周到に準備し、この企画を成功させてくれた幹事のT福に感謝である。

はじめに英彦山登山、天気とメンバーの体力(勿論、私も)が心配されたのだが……

シャクナゲ荘を出発


宿のマイクロバスで、参道の中腹(神宮下)まで送ってもらう。銅の鳥居からの趣深い参道を歩けないのは残念だったが、脚力が温存できるのは正直ありがたかった。ましてや、午後3時以降は雨の予報で、早めの下山が必要とされているからだ。

いざ、参道を歩き始める。途中からだが、歴史を感じさせるこの参道は実に味がある。


いいね!


あっという間に奉幣殿に到着。元気な顔のうちに記念撮影ということになった。


すぐにはじまる急な登り。誰かが言った「石段の間隔が広すぎる!」


ほどなくして休憩 誰からも異議は出なかった。


杉の巨木の中、石段は続く。


木立の間から


ゆっくりだが確実に高度をあげた。行者堂の前で小休止。誰からも異議は出なかった。


すこぶる順調で、上宮下の広場へと降りていく。


そしてランチタイムの準備。


幹事からコッフェルとブスの応援依頼があっていたが、さすがに今の時代はガスコンロだろう。
ただ、私が持参したコッフェルは38年前のものだ(エバニュー製)。
皆さん手慣れたもので、あっという間に食事の準備ができた。さすが元ワンゲルと感心する。







小雨の降る中、山頂で記念撮影 まだまだみんな笑顔


さて下山 上宮前でも1枚


下山開始


中腹はすっぽり雲の中


ガスの中を降りていく かろうじて天気はもってくれている。


下りも順調で、お互いの近況などを話しているうちに奉幣殿が見えてきた。




降りてきた道を振り返る。杉の木立が霧でフェードアウトしていてなんとも幻想的である。


さらに参道を下る。


ウン?右手の小枝は梅?否! 桜だ。


バスに乗る前に花山商店に立ち寄る。前回、英彦山の古い地図をもらっていたのでそのお礼も兼ねて。

店の中


昔ながらの英彦山がらがら


寄り道をしたので、みんなを待たせてしまっていた。


次は宿泊編である。
まず、温泉で汗を流し


夕食前に反省会と称して4時過ぎから飲み始める。


これらも幹事が準備してくれたもの。
この後、T福の奥さん手作りのがめ煮や鳥の照り焼き、サラダが並び、みなさん異口同音に「宿の夕食はいらないね……」と。(写真を撮り忘れて申し訳ない……)



今年は還暦の年でもあった。お祝いにとT福は純米大吟醸を準備してくれていた。


夕食は宿のレストランで(上の「反省会」は部屋の居間)


そして再び部屋で反省会
実は夕食の30分ほどが酒なしで、4時過ぎから10時までずっと飲んでいたことになる。

別れの朝 最後までみんな笑顔だった。




そういえば38年前は佐賀の佐里温泉だったな。
学生時代はほとんどがテント泊で、みんなで温泉宿に泊まるのは初めてのことだった。
あの時はみんな口々に「ぜいたくしたね」と言っていた。

今は少しニュアンスがちがう。みんなが健康で笑顔で再会できることがなによりだ。
同期のS永とは、思い出の中でしか会えない。

昔の仲間で山に登ろうという、簡単そうで実は難しい企画を実現させてくれたT福に、そして集まった皆んなに感謝の気持ちでいっぱいだ。
コメント    この記事についてブログを書く
« 「天草の大江の宿…」へ | トップ | 古処山へ 先輩と »

コメントを投稿

SUWV」カテゴリの最新記事