TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

懐かしの作礼山

2019年10月03日 | SUWV
実は… 宝満山に登る前日、9月28日に作礼山に登った。
正確には「登った」ではなく「行った」のだが。

9/28、29は天気予報では午後から雨だった。
できれば祖母山あたりの遠征を考えていたのだが天気が悪くてはと見合わせていたのだ。

今年はいろいろとあってまだ一度も県外に出ていない。
ふだん登らない県外の山を渇望していた。

はたして、その28日。
朝から青空が広がっていた。これでも午後からは雨なのかと天気予報を確認するもやはり雨。
ところが9時過ぎの予報からは雨マークが消えた。

何なんだあの予報はと腹立たしく渇きがピークに達した。
どこでもいいから山に登ることにした。
とりあえず車中泊もできる装備を積み込んで車を走らせた。

この時点で10時を回っていた。
運転しながらあれやこれや候補は浮かぶものの目的地が決まらない。

中山キャンプ場から経ヶ岳も頭によぎったが今ひとつ食指が動かない。
多良山系はいつでも行ける。

そうこうしているうちに鹿島を過ぎた。
天山か。天山もいいが、天山はこの天気では暑すぎる(9合目から樹林帯がないから)。

そうだ、久しぶりに作礼山に行こう。
あそこなら木もいっぱいあるし、しかも9合目まで車で行ける。
なんと軟弱なと思いながらも36年ぶりの作礼山を目指すことにした。

車中、作礼山の想い出が蘇ってくる。

作礼山は追い出し(「老い出し」とも書く)ワンデリングの山だった。
老い出しは、荷物をその年の卒業生に担がせ、池のほとりのバンガローに泊まり、酒を飲みながら夜遅くまで思い出話に花を咲かせるというそんなワンゲルの恒例行事だった。


老い出しのワンデリングの登り初めは厳木駅



部員みんなで記念撮影

(4年の時)



(3年の時)


凍った池でサッカー(?)



そういえば、ほぼ全員が二日酔いでレクどころではなかった年もあったな…


いろいろなことを思い出しながら車は作礼に向かった


途中の多久、「花祭」というバス停付近


畦道の彼岸花が満開







厳木手前から山道に入り9合目の駐車場




車には車中泊もできるほどの装備を積んでいたのだが、ウエストバッグにカメラ・携帯という超軽装備で懐かしの作礼に足を踏み入れる。





駐車場から池へと向かう道。
久しぶりの作礼に期待が高まる。

- 続く -






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