TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

諫早探索(島原街道2)

2023年02月13日 | 街道
先日の「島原街道を歩く」で歩いたコースをもう一度じっくりと見て回りたくて、一人でブラリと歩いてみました。
歩いたのは諫早中心部の700mほどで、前回とは逆に南から北へと向かいました。
コース中の史跡については前回説明を受けていたので、興味があるところを時間を気にせず見て回ることができました。


スタート


明治道標です。この面には、上に「北-南」、その下に「諫早村大字上…」と刻まれています。残念ながら下の方は判読不能です。


旧諫早刑務所跡




以前は広大な敷地でしたが、今は正門だけが保存され再開発されました。

説明板



広福寺


諫早の詩人、伊東静雄はここに眠っています。


石坂山慈眼院


令和になって再建された寺です。



曼荼羅







天井絵と龍







お守り







平仙寺


島原と縁の深いお寺です。その昔、雲仙のお寺がキリシタンの焼き討ちに遭った際に、不動明王を奉じてここに避難し、諫早家の庇護の元に開山したのがこの寺だそうです。また江戸時代には、島原のお殿様も休憩場所として使われたそうです。


「踏まれても根強く忍べ福寿草やがて花咲く春はくるなり」

これを見て、無性に福寿草が見たくなりました。



植え込みの松が通りに出ないように剪定されています。街中にあるお寺なので仕方がないのですが、何かしら窮屈な感じがしました。

六地蔵石幢!


一昨年、諫早の六地蔵石幢を訪ねて回りましたが、こんなに近くにあったのを見落としていました。私の中での大発見です。

傷みが少なくお顔もきれいです。



高麗小路(こうらしゅうじ)へ




恵比須さん横の石畳に説明があります。







川に沿って奥に入っていくと、説明板(石)にあった橋がありました。
高麗小橋


橋を渡っていくと


趣のある喫茶店があって


さらに進むとありました。高麗井戸です。




福田屋


うなぎ屋さんです。


創業が文久3年(1863年)と歴史が古く、この建物は昭和4年(1929年)に建てられた木造の3階建てです。

お店の横には恵比須さまが祀ってありましたが


私がカメラを向けるとニッコリと笑ってくださいました。



旧諫早銀行本店


この建物も古く、昭和6年(1931年)に建てられた鉄筋コンクリート2階建てです。当時の屋根の装飾が色あせながらも残っています。


天井から出ているのは煙突?


歴史を感じさせる重厚な建物ですが現在は閉鎖されています。



眼鏡橋


諫早図書館にありました。
眼鏡橋は諫早のシンボルです。


諫早探索は以上です。
「島原街道を歩く」の折には、時間の関係もあってゆっくり見学できなかった所やパスした所を一人でじっくりと見て回りました。
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