県立島原病院の背後に眉山が控えています。見方によっては恐い感じがします。
(この写真は8月6日に撮影したものです。)
この病院のラウンジで聞こえてきたお年寄りの会話。
「まんやまんかっぱんひどなちょらすとが」
「ほんてない」
ネイティブな島原弁は難しいです。これがテレビなら画面下に次のテロップが流れることでしょう。
「眉山のカッパがひどくなられてますね」
「本当ですね」
島原弁で「カッパ」は傷跡のことですが、この場合の「カッパ」は頭部の傷跡です。
特に頭をけがしたら傷跡には毛が生えませんので、頭部の傷跡を限定して「カッパ」と言うことがあります。
島原弁の「らす」は尊敬を表す助動詞です。島原人は山に対しては昔から敬語を使っていました。
それはさておき、本日(10月10日)眉山の崩落部分を撮影してきました。
先日のブログ「眉山 雨による浸食」で、カッパの部分のアップがなく、市報の写真をお借りしたので、今日は望遠レンズ持参で撮ってきました。
ふだんは見ることができない山肌の内部、巨大な岩やかろうじて留まっている倒れた松の木、恐いもの見たさで望遠レンズを使いましたが自然の驚異をまざまざと感じさせられました。
最後は、土砂の流失を受け止める治山ダム
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